BMC版・三菱の新型アウトランダーPHEVの改良内容から日産エクストレイル (T33)のマイチェンを予想してみる。シートベンチレーションやプロパイロット2.0等
(続き)マイナーチェンジ版・日産の新型エクストレイル (T33)の改良・変更で期待すること
引き続き、マイナーチェンジ版・日産の新型エクストレイル (T33)で期待する改良・変更ポイントを見ていきましょう。
期待薄だがリアコンビランプのフルLED化
続いてはリアコンビランプについて。
エクストレイルの灯火類については、フロントはフルLEDを採用していながらも、リアコンビランプはリアウィンカーのみ非LEDの豆球を採用しています。
必ずしも「フルLEDじゃなきゃダメ!」というわけではないのですが、デザイン性や統一性、あとはユーザーの満足度を高める意味でもフルLEDはそれなりに重要度は高そうなところ。
ちなみに、ビッグマイチェン後のアウトランダーPHEVでは、非LEDからLEDへと変更され、三菱としては初めてのフルLEDを採用することに。
エクストレイルも決してLED変更できないわけではないですから、次回のマイチェンでのアップデートに期待したいところです。
アメリカでは既に搭載されているプロパイロット2.0にも期待
続いては、こちらも少し期待薄ではあるものの、ハンズオフ機能付きとなるドライビングサポートのプロパイロット2.0について。
現時点で、日本のラインナップモデルでProPilot 2.0が採用されているのは、V37スカイラインとセレナ e-POWER LUXION (C28)、そしてピュアEVクロスオーバーのアリア(New ARIYA)のみ。
一方のアメリカ市場では、新型アルマーダ(New Armada)やインフィニティ新型QX80、そしてエクストレイルに相当するローグ (New Rogue)のロッククリークグレードに設定されていて、厳密にはプロパイロット2.0ではなく、プロパイロットアシスト2.1として設定されているんですね。
こうした流れを見ていくと、エクストレイルにもマイチェンのタイミングで採用されるのでは?と期待するのは当然で、しかし価格帯を考えるとDセグメントSUVとは思えないほどに高額値になるでしょうか、この点は日産も考え所だと思います。
以前まで、セレナ e-POWER LUXION (C28)を所有していた元オーナーとしては、プロパイロット2.0の精度はとても高いと考えていますし、もちろん、まだまだ改善すべきポイントは沢山ありますが、それでも他車種への展開を期待している人は多いと思います。
以上、エクストレイルのマイナーチェンジで期待しているポイントをまとめていきました。
何れも現実的な内容だと思いますが、更なる商品力アップと競合他車との差別化、優位性を持たせる意味でも、先程ピックアップしたポイントは実現してほしいところです。
1ページ目:シートベンチレーションや助手席側のシートポジションメモリーは採用される可能性が高い?