ホンダ新型シビックタイプR (FL5)のステアリングボックスのリコールはかなり深刻…交換作業に最大3日はかかる模様。納車後「通算10回~13回目」の給油・燃費記録も

今回のステアリングギアボックスのリコールは大掛かりな作業になるようだ

前回のブログにて、ホンダ新型シビックシリーズ(Honda New Civic, FL)/ZR-Vの2車種・約10万台を対象に、ステアリングギアボックスの大規模リコールが届け出されました。

本件については対象台数がかなり多い上に、作業工数がとても多いために膨大な期間を要すると言われていますが、そのなかでもシビックタイプR (FL5)の交換作業が最も複雑で最大3日はかかる恐れがあるとのこと。

現時点で、私が所有するFL5のリコール作業の日程は全く決まっていませんが、デンソー製燃料ポンプや新型アコード (New ACCORD)/オデッセイ (Odyssey)等のリコールなども考慮すると、年内の作業はかなり厳しいそうです。


部品供給の具合によっては、リコールだけでなく今後の生産にも影響する恐れ

先程のステアリングギアボックスのリコールですが、FL1/FL4に比べてサスペンションを取り外す工程がとても面倒だそうで、更にメンバーブレースも取り外すのに複数人の確保などで工数を調整しなければならないため、結果的に最大3日はかかるとのこと。

更に、その期間の確保だけでなく他車種の整備・点検・納車準備、ハイブリッドe:HEV(FL4)に至っては、ハイブリッドシステムのダブル不具合(対象車種によってはトリプルリコール?!)もあるため、スケジュールの調整がこれまでになく難しくなるそうです。

あとは、リコールによる対策品に交換する必要があるため、肝心の部品が「いつ届くのかが全くわからない」とのことから、リコールが届け出されたからといって早期的に交換作業できるわけではないため、順番が回ってくるまでは、ただひたすらに待つしかないという状況です。

そうなってくると、対策品に交換されているこれからの生産車両に関しても、部品供給次第では納期が大幅に遅れる恐れもあるため、前回のブログでもお伝えした通りFL5や新型シビックRSは納期遅延となる可能性が高いかもしれません。
※2024年10月中旬時点でシビックRSを購入すると、納期は2025年6月以降になる模様

ただ、現時点でFL5に関しては「具体的に〇か月以上遅れている」といった情報はないため、今後の動向を見守る必要があるわけですが、仮に納期遅れが生じた場合、2026年下期以降の受注再開やマイナーチェンジ相当の改良があるのかどうか?も微妙なところ。

前回のブログでもお伝えしましたが、同じ日本製スポーツカーの日産の新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)も、2026年以降の騒音規制フェーズ3に対応できない恐れがあることから、2024年11月8日に受注再開&発表予定の「2025年モデル」は販売台数が僅か3,600台(標準車3,100台、NISMOが500台)と言われています。

この流れがFL5にも来るのであれば、現在のバックオーダーを捌き切ったあとは、ピュアスポーツエンジンを搭載するシビックタイプRは、これが最後という可能性も考えられるかもしれませんね。

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