北米スバルが2025年モデルBRZに「パープルのボディカラー」を採用した特別仕様車を先行公開!更にトヨタ公式が進化型GRカローラのレーシングカーも
スバルがこれまた凄そうなBRZを準備しているようだ
スバルのアメリカ法人であるスバル・オブ・アメリカは、2024年10月19日にテキサス州にて開催されるスビーフェストにて、2025年モデルの一部改良版・新型BRZの発表に加えて、アメリカ限定500台のみとなる特別仕様車も世界初公開することを明らかにしました。
今回、アメリカ市場向けとして発表される特別仕様車は、ギャラクシーパープルと呼ばれる特別なボディカラーに塗装され、ショートスローシフターやフレキシブルVバーが採用されています。
車両本体価格は35,445ドル(日本円に換算して約532万円)からとなっていて、2025年初め頃よりユーザー向けの納車が開始される予定です。
こちらが今回、スバル・オブ・アメリカが先行にて公開した特別仕様車BRZのティーザー画像。
トランスポーターから見えるBRZのボディカラーは、確かにパープルのような色合いで、これまでのスバルでは見られなかった特別なカラーと言えそうです。
ちなみに、特別仕様車のネーミングは「BRZパープル・スペシャル・エディション(Purple Special Edition)」。
今回新たに設定されるギャラクシーパープルに加えて、足もとにはサテンシルバー加飾の18インチアルミホイールが標準装備されるとのことですが、言い方を変えればギャラクシーパープル以外は選択できないということに。
内装はレッドを使用しない渋めの配色に?
続いて内装ですが、今回のティーザー画像では公開されていないため、上の画像はイメージになってしまうものの、グレーのレザーボルスターやコントラストを成すブラックのウルトラスエード張りとなるスポーツシートが採用されるとのこと。
更に、グレーのコントラストステッチやレッドのSITエンジンスタートスイッチ、アルミニウムシフトノブが設定されることで、STIスポーツのような刺激的なレッドとはまた違った雰囲気を演出。
Limitedグレードがベースとなり、主要装備も充実
ちなみにこの特別仕様車ですが、グレードはLimitedがベースになっていて、メーターは7インチのデジタルタイプ、ナビゲーションディスプレイは8インチが搭載されるため、この点は特に大きな変更無し。
その他、プレミアムオーディオシステムや左右温度独立調整エアコン、フロントシートヒーターといった快適装備が充実。
パワートレインは、排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力231ps/最大トルク249Nmを発揮、トランスミッションはSTIショートスローシフター付きとなる6速MTのみが設定されます。
パープルスペシャルエディション専用のパフォーマンスパーツも充実
パフォーマンス面においては、フロントボンネットの下にフレキシブルVバーが装備されていて、足回りにおいてはリミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)、そして足元にはミシュラン製パイロットスポーツ4サマータイヤが装着されます。
価格帯としては、先程もお伝えした通り35,445ドルからで、従来のリミテッドグレードの33,745ドルよりも1,700ドル高い設定となっています。