ホンダ新型フリードの純正ディーラーオプションが新たに受注停止!純正ドライブレコーダーが原因バッテリー上がり→自主回収で注意したいポイントは?

止まらぬ新型フリード人気!新たに受注停止のディーラーオプションも

2024年6月に発売されて、もうすぐ4か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード (Honda New FREED)。

前回のブログにて、ホンダ純正ディーラーオプションであるハイグレードスピーカーが販売終了し、更にAIRグレード専用となるエアロバンパーが受注停止、更には他のディーラーオプションも長納期化するなど、改めてフリード人気の高さを確認することに。

そして今回、新たなディーラーオプションが「長納期化」から受注停止に切り替わったとのことで、購入したくてもできない状況になっているようです。


テールゲートスポイラーが「納期長期化」→受注停止に

まずは、ホンダ純正ディーラーオプションとしてラインナップされている、フリード専用テールゲートスポイラー。

前回のブログでは、「お届けにお時間をいただいております」とのことで長納期化していましたが、2024年10月中旬時点でホンダディーラーに確認したところ「既に受注停止になっている」とのことでした。

新車購入・契約時にあわせて購入する方がほとんどなのですが、フリードの場合はディーラーオプションを装着することでデザインの変化が大きく異なるため、「フリードのデザインの変化を楽しむ」ことを目的に、遅れてディーラーオプションを注文する方も多いそうです。

テールゲートスポイラーだけでなく、他のオプションも受注停止になりそうな勢いだ

そのため、先程のテールゲートスポイラーも同じなのですが、特にアウトドア志向のCROSSTAR(クロスター)にもなると、フロントガーニッシュなどを後々装着する方も多いとのことなので、今後受注停止するディーラーオプションが次々増えて来るかもしれませんね。

今回の新型フリードは、発売前から高い注目を集めるだけでなく、発売されてからも高い水準を維持して受注を獲得しているとのことですし、既に納期1年以上で受注停止となっているe:HEV AIR EX・3列6人乗りだけでなく、e:HEV AIR EX・3列7人乗りやAIR EX、更にはe:HEV CROSSTARの受注も増えているとのことですから、今後も街中で見かける頻度も多くなるかもしれません。

ホンダ純正ドライブレコーダーの自主改善に関する注意ポイント!

続いて、2024年10月4日に届け出されたホンダアクセスによる純正ディーラーオプションの自主改善についても見ていきましょう。

こちらの不具合内容としては、後付け用品として販売したドライブレコーダーの制御プログラムが不適切なため、イグニッションスイッチをオンした際にドライブレコーダーが起動した状態で録画機能が停止することがあるとのこと。

また、イグニッションスイッチをオフにしてもドライブレコーダーに動作電流が流れ続けるため、車両を使用せずに数日間駐車した場合、バッテリーが上がり、エンジンが始動できなくなるおそれがあるとして自主改善すると国土交通省に届け出しています。

ドラレコ本体と、国土交通省向けに届け出された資料の部品番号に差異があるので注意

なおドライブレコーダーの対象モデルは以下の通りなので、私の場合だと「DRH-229ND」になるのですが、上の画像でも確認できる通り、部品番号の表記が若干異なることに注意してください。

[モデル名:DRH-229ND]
08E30-PM5-A00
08E30-PM5-A01
08E30-PM5-A00A
08E30-PM5-A01A


[モデル名:DRH-229D]
08E30-PM5-B00
08E30-PM5-B01
08E30-PM5-B00A
08E30-PM5-B01A

上の一覧にて掲載されている通り、今回の例だと部品番号「08E30-PM5-A01」に対して、私が所有するドライブレコーダーの部品番号は「08E30-PM5-AM1-01」なので、表記が若干異なることが分かるかと思います。

この状態だと、結局自分が所有するドライブレコーダーは改善対策の対象なのかどうかがわからないため、最寄りのホンダディーラーにて確認していただく必要があるわけですが、もしもドライブレコーダーが封入されていた箱が残っているのであれば、そこに貼付されている製品番号ラベルから確認するのも一つだと思います。

私のフリードのドライブレコーダーは自主改善の対象では無かったが…?

そして私が所有するフリードのドライブレコーダーですが、自主改善の対象ではなかったものの、改善プログラムがリリースされているので念のためプログラムだけ書き換えすることに。

書き換え作業としては、ホンダディーラーにて対応していただけるので約10分~20分程度で完了するとのこと。

ただし注意してほしいこととして、書き換えプログラムへと更新した際にドライブレコーダーの映像・履歴が削除されてしまう恐れがあるとのことなので、もしも大事な映像などが保存されている場合(路上荒らしや当て逃げなど、ドアパンチなど)は、事前にノートPCなどに映像データを保存しておくことをおススメします。

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