生誕35周年記念モデルとなるマツダNDロードスター 35th Anniversaryがサプライズ公開!台数限定ではなく誰でも購入可能で、価格も判明か?

マツダファンフェスタ2024にて、一足早くお披露目となったNDロードスター 35th Anniversary Edition

2024年10月19日、静岡県は富士スピードウェイにて開催されたマツダファンフェスタ2024に、ロードスター(MX-5 Miata)が発売されて35周年を記念する特別仕様車が世界初公開されました。

ちなみにこのモデル、マツダ公式プレスリリースでは一切公開されておらず、あくまでもマツダファンフェスタ2024での一般お披露目でのみ発表。

今回の35周年記念特別仕様車では、ソフトトップの幌タイプとなるNDロードスターと、ハードトップタイプとなるNDロードスターRFの2種類がラインナップされることが明らかとなりました。


35周年を記念するカラーは、ラージ商品群でも採用のアーティザンレッドプレミアムメタリック

こちらが今回世界初公開された、マツダ・ロードスターの販売35周年を記念する特別仕様車35th Anniversary Edition。

前回の30周年記念特別仕様車では、専用カラーとなるレーシングオレンジが採用されていましたが、今回の35周年記念モデルでは、ラージ商品群(CX-80/CX-90等)でも採用されているアーティザンレッドプレミアムメタリックが採用されました。

アーティザンレッドプレミアムメタリックは、マツダのアイコンカラーでもあるソウルレッドクリスタルメタリックよりも更に「深みと暗み」が増した新たなアイコンカラーになりますが、あれだけラージ商品群専用と言われていたカラーをNDロードスターにも採用してきたのは意外でしたね。

アーティザンレッドプレミアムメタリックは、スマートキーの表面にも採用されて特別感アップ

ちなみにこのアーティザンレッドプレミアムメタリックですが、ボディカラーとして採用されるだけでなく、スマートキーにも採用されているそうで、より一層の特別感や満足感が得られそうなところですし、複数のマツダ車を所有しているオーナーからすれば、こうした差別化はすぐに見分けがつきやすいので「実用性」という点でも嬉しいポイントだと思います。

ソフトトップはタンカラーでVセレクション風

続いて、ソフトトップの幌タイプを見ていきましょう。

ハードトップはボディカラーと同色ですが、幌タイプはタンカラーが採用されていますね。

35周年特別仕様車のみに採用されるような、特別な幌が期待されましたが、既存グレードのLeather Package V Selectionに似た仕様となっているようです。

35周年記念モデルは限定販売ではない

内装はこんな感じ。

ソフトトップと同じく、内装カラーはスポーツタンが採用され、おそらくシート表皮もナッパレザーが使用されていると予想されます。

内装にはシリアルナンバーが付いたプレートが採用される予定ですが、最も気になるのは販売台数。

30周年記念モデルでは、世界限定3,000台に限定され、日本国内ではソフトトップとハードトップのRF含めて僅か150台という少なさでしたが、今回の35周年記念モデルは「台数制限が無い」とのことで、誰でも購入できるのは嬉しいポイント。

ただ、台数制限が無いとは言えども販売期間が限定されるものと予想され、仮に1年間の期間限定販売であれば「年間で生産できる台数が限られている」でしょうから、ある一定の受注数に到達したら終了することも考えらえるかもしれません。

2ページ目:特別仕様車の価格は?NDロードスターの2025年モデルに関する最新情報も!次期NEロードスターはどうなる?