三菱の欧州法人が2種類の新型SUVを2025年に発売へ!1つ目はICE/HEVで、2つ目はピュアEVとなり、何れもルノーとの共同開発モデルになりそうだ
遂に三菱の欧州法人からも、新たなSUVが2車種追加されるようだ
2024年10月29日、ルノーの欧州法人が5車種のSUVに関するティーザー画像を公開し、その内の2車種が2025年に発表・発売されることを明らかにしました。
ティーザー画像では、ビッグマイナーチェンジ版・新型アウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)を筆頭にしつつ、ルノーグループとの共同開発により、新世代コンパクトSUVを2車種追加ラインナップする予定とのこと。
なおこれらSUVについては、1つがピュアEVとなり、もう一つがガソリン(ICE)/ハイブリッド(HEV)モデルになるそうで、可能な限りSUVの選択肢を増やすことを考えているようです。
ベールに包まれた2種類のSUVはルノーとの共同開発になるようだ
こちらが今回、三菱の欧州法人が発表した新世代SUVに関するティーザー画像。
全5車種のうち、2車種がベールに包まれた状態となっていますが、特徴的なヘッドライト意匠がヒントになっていて、何れもルノーのラインナップモデルをベースにしていることがわかります。
もう少し拡大した画像がこんな感じ。
あくまでも推測になりますが、左画の”く”の字型LEDデイライトを搭載したモデルが、ルノー・キャプチャー (Renault New Captur)もしくはルノー・シンビオズ (Symbioz)をベースとした三菱版となる可能性が高そう。
日産ノート等のプラットフォームを共有する新世代SUV?
ちなみにシンビオズは、ガソリン(ICE)モデルと自己充電型ハイブリッド(HEV)システムの2種類のパワートレインをラインナップしていて、プラットフォームは日産ノート (Nissan New Note)などにも採用されているCMF-Bアーキテクチャを共有。
全長4,413mmとCセグメントSUVに相当するサイズ感で、日本製SUVだとトヨタ・カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)の全長4,490mmに近いサイズ感だと思います。
日産アリアや次期リーフにも採用のCMF-EVプラットフォームがベースになりそうだ
そしてもう一つの”L”字型LEDデイライトを搭載するSUVですが、こちらがピュアEVモデルになると予想され、2010年のi-MiEVやeKクロスEVに続く100%電動SUVとなりそう。
ちなみにこの電動SUVは、既に2023年12月にティーザー画像としても公開されており、メガーヌE-Techや日産アリア (Nissan New Ariya)、アルピーヌA390、そしてつい先日、初めてスパイショットされたフルモデルチェンジ版・日産の新型リーフ (New Leaf)にも採用されるCMF-EVアーキテクチャが共有される可能性が高そうです。
おそらくモデルベースは、ルノー・セニックE-Techになると予想され、パワートレインは60kWhもしくは87kWhのバッテリーパックが搭載され、前者はシングルモーターを搭載することで170ps、後者はデュアルモーターを搭載することで218psを発揮しますが、全く同じパワートレインで、全く同じ出力を発揮するかまでは不明。