【悲報】レクサスが35周年を迎えながらも、2025年モデルのLSは「値上げ」のみ。ランボルギーニ新型レヴエルトの納期は「2年」、ウルスは2026年まで完売

SNSでは「LSが生産・販売終了」といった不確かな噂も拡散されている

1989年にトヨタの高級ブランドとして誕生したレクサス。

まずはアメリカ市場向けとして、フラッグシップセダンのLSやESがラインナップされ、その後2005年には日本市場にも導入されたため、アメリカでは35周年を迎え、日本ではもうすぐ20周年に突入します。

おそらく日本導入20周年を記念して、様々な特別仕様車が登場するのではないか?と予想されますが、残念ながらアメリカにおいては、35周年を記念sいた特別仕様車など販売されず「値上げのみ」となっています。


ここまでレクサスからも祝われない”味気ない2025年モデルのLS”は珍しいかも

こちらが今回、2025年モデルとして発表・発売されたLS500/LS500h。

2017年に5代目&XF50型としてフルモデルチェンジを果たしてから7年が経過しますが、とてもフラッグシップとは思えないほどに内装の一部一部の造りがチープで詰めも甘く、競合セダンであるアウディA7やBMW・8シリーズ、メルセデスベンツ・Sクラスには到底敵わない商品力となっています。

本来であれば、レクサス及びLS生誕35周年を記念した特別仕様車が販売されても不思議ではなく、むしろ特別仕様車をラインナップすることで更なる特別感を演出しなければならないはずですが、まさかの値上げのみで目立った改良や新機能の設定も無し。

唯一改良があるとすれば以下の通りですが、目に見えてわかるような特別感が無いのは残念。

■グレードに応じて5つの専用ホイールデザインと10色のボディカラーをラインナップ
・ナイトフォールマイカ
・アトミックシルバー
・オブシディアン
・マタドールレッドマイカ
・キャビア
・ウルトラホワイト
・エミネントホワイトパール
・イリジウム
・マンガンラスター
・シルバーイリュージョン

■ガソリンモデルのLS500には、以下の装備を標準設定
・Lexus Safety Sense +3.0 (LSS+3.0)
・デジタルキー機能
・ヘッドアップディスプレイ[HUD]
・12.3インチディスプレイフル液晶メーター

LSとRXの販売台数差は「約50倍」も異なる

おそらくレクサスも、セダン需要低迷とLSの販売台数低迷を受けて、これ以上の改良や特別仕様車の追加は無意味と考えているのかもしれません。

レクサスの売上の大半がSUVということもあり、2024年1月~9月のアメリカ市場での販売実績は248,200台でありながらも、LSは僅か1,706台と少なく、一方の主力SUVとなるRXは83,341台と圧倒的。

何と約50倍もの差が付いていることにも驚きですが、これだけの差が付いていたら「経営戦略としてLSの特別仕様車を出す価値は無い」ことは明確ですし、ある意味でレクサスの判断は間違っていないのかも。

気になる2025年モデルのLSのグレード別価格帯は?

続いて、気になる2025年モデルのLSのグレード別価格帯を見ていきましょう。

今回の改良では、LS500の装備標準化が注目トピックスとなっているため、前モデルに比べて1,000ドル(日本円に換算して約15万円)程の値上げとなっています。

【(2025年)新型LSのグレード別価格帯一覧】

■LS500:[2WD]81,685ドル(日本円に換算して約1,262万円)

■LS500:[AWD]84,935ドル(日本円に換算して約1,313万円)

■LS500 F SPORT:[2WD]85,825ドル(日本円に換算して約1,326万円)

■LS500 F SPORT:[AWD]88,275ドル(日本円に換算して約1,364万円)

■LS500h with Lexus Teammate:[AWD]116,560ドル(日本円に換算して約1,802万円)

2ページ目:ランボルギーニの勢いが止まらない!販売実績は右肩上がりで、ウルスやレヴエルトは2年以上の長納期に!