MY25モデルの日産・新型フェアレディZ (RZ34)は発売後に即納?マイチェン版ノートオーラのデザインは不評…キャラバンは受注停止。2024年11月14日時点での最新工場出荷目途も更新

日産の主力ラインナップモデルの納期は、全体的に落ち着きを見せている模様

日産公式が、既存ラインナップモデルを対象に2024年11月14日時点での最新工場出荷目途を更新。

前回からどのように出荷目途が変更されたのかをチェックしていきたいと思いますが、その前に私がいつもお世話になっている日産ディーラーにて取材してみての、主力モデルの納期情報についてチェックしていきたいと思います。

特に具体的な納期が読めない2025年モデルの新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)の納期が気になる方もいらっしゃると思いますし、あとは日産の稼ぎ頭でもあるノートシリーズについても見ていきたいと思います。


受注再開される新型フェアレディZ (RZ34)は、2025年2月以降より順次納車を開始予定

まずは、2024年11月8日に正式発表されたばかりとなる一部改良版・新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)について。

こちらは2024年11月下旬より正式に受注が再開され、2025年2月より発売スタート予定となっていますが、2025年モデルに関しては2025年2月下旬頃より納車が開始されるため、思った以上に早めのタイミングでの納車となる予定です。

もちろん、現時点での2024年モデルのバックオーダー分に関しては、2025年2月中旬頃までに全て捌き切る予定なので、ようやく納車待ちのユーザー向けに納車が完了するということになるわけですが、考え方によっては「2年以上も待ち続けたユーザーは何だったのか」と思う方も多いかもしれませんね。

ちなみに、2025年モデルに関しては上期の全国の受注台数が制限されていて、標準車(ベースグレード/version S/version T/version ST)が3,100台、試乗車・展示車といったデモカーが500台、そしてハイパフォーマンスモデルのNISMOがメーカー抽選限定500台と中々に少な目。

なお、これらの台数は2025年夏頃までには全て生産・出荷・納車が完了し、その後に下期の受注台数の振り分けが判明し、更には新色のミッドナイトパープルや432オレンジ、ステルスグレー×スーパーブラックルーフ2トーンの受注も新規で受け付けるようになるため、ある意味で本命は下期になるかもしれませんね。

ノートオーラの受注や納期は順調だが、やはりホイールデザインの評判は良くない模様

続いて、2024年6月に発表・発売されて5か月近くが経過したマイナーチェンジ版・新型ノートオーラ (New Note Aura)ですが、こちらは受注好調とのこと。

ただ、マイチェン前のノートオーラやノート、更に現行ノートオーラの購入を検討しているユーザーからすると、本モデルのフロントマスクや足もとのホイール意匠はあまり好みではなく「なぜ先代よりもダサくなったのか?」と不満の声が多いようです。

特に足もとのホイール意匠に関しては、ノートオーラに限らずマイチェン後のノート、現行リーフ (Leaf)も含めてスポークデザインがかなりクセ強めですし、一方で日産の整備士さんからも、洗車などの手入れがとても大変とのことで「もう少しシンプルなホイールにしてほしかった」という意見が多いそうです。

ノートオーラの納期に関しては、スタンダードなグレードやカスタムグレードのAUTECH、ハイパフォーマンスモデルのNISMO共に2か月~3か月ほどで納車可能とのことで、特に大幅に延期するようなことも無いとのことです。

2ページ目:トヨタ・ハイエースの生産休止の影響で、キャラバンに受注殺到 → 受注停止に?