フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Customターボ (JF5)のちょっとした不満!上り坂ではデリカミニに比べてギア比が合っておらず加速もイマイチ?
N-BOXでワインディングや高速道路を走らせると、ちょっとした違和感がある?
2023年10月に私に納車されて1年1か月(13か月)以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタムターボ (Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。
そろそろ時期的にも、2度目のスタッドレスタイヤの交換が迫っているわけですが、その前に改めてノーマルタイヤでワインディングや高速道路を走らせてみることに。
その際、私が他に所有する三菱の新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini) T Premium[2WD]とで異なる点や不満に思う点が見られたため、それらをピックアップしていきたいと思います。
あくまでも私自身が感じた違いなので、参考程度に見て頂けますと幸いです。
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ちなみに上の動画は、音や画質などに拘ったN-BOXのこれまでのインプレッション動画になります
ワインディングや高速道路での上り坂では加速がイマイチ?
まずは、ワインディングや高速道路の上り坂での加速のモタツキについて。
※シフトは”D”レンジにして走行することが前提になります
排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンの軽規格ということもあり、上り坂や平坦な道に限らず、普通乗用車に比べて加速がモタつくのは当然といえば当然なのですが、そのなかでも上り坂での加速がモタついている印象で、先代のカスタムターボ(JF3)や他に所有する三菱デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)のターボに比べるとイマイチ。
あくまでも体感的な比較ではありますが、同じCVTのN-BOXとデリカミニでも、デリカミニはアクセルを踏み込んだときに回転数は引っ張り気味(5,000rpm以上)。
一方でN-BOXは、燃費を優先しているからなのか、アクセルを踏み込んでもエンジン回転数は4,000rpm~5,000rpmを付近を行き来する印象で(タコメーターモードで回転数を可視化できる)、しっかりと車体を押し上げずに加速がモタついているように感じられます。
もちろん、走行モードはECON ONにしていても、OFFにしていても回転数の挙動は概ね同じで、デリカミニは走行モードの設定が無くノーマルのみとなっています。
燃費優先でN-BOXのギアが上手くセッティングされていない?
もしかすると、N-BOXのギア比が上手くセッティングされていないのでは?という疑問もあるわけですが、実際に複数の軽自動車に乗って比較しないとわからないポイントであり、しかし現行JF5と先代JF3とでは、明らかに上り坂での加速は先代JF3の方が回転数を引っ張って上手くギア比が合っていたように感じるため、この点はもしかすると燃費を優先したがためにプログラム調整による問題だったのかも?と勝手に推測してみたり…
せっかくN-BOXのパドル操作によるシフトダウン時は、デリカミニや他のスポーツモデルに比べてダイレクト感が得られて「走りが楽しい」と思えるのに、上り坂では低回転域を維持しようとするのは色んな意味で勿体ないところ。
回転数を上げて一気に加速したいときは”S”シフトに切り替えるのがオススメ
ちなみに、意図的にセンターシフトを”D” → ”S”にすることで(”S”の意味はスポーツやセカンド、スロープなど諸説あり)、回転数を上げてスポーティな走りにすることも可能。
下り坂でも回転数が高い分、フットブレーキを多用せずにエンブレを効かせて減速することができるので、ブレーキパッドを消耗せずに走れるというのもメリットの一つ。
もしかすると、N-BOXは走りのメリハリをつけるために意図的に”S”に全振りしているのかもしれませんね。