レクサスRC/RC Fが生産・販売終了へ。なおRC Fは抽選限定200台のみとなるファイナルエディションを発売。新型GX550/RX/LX700hのスケジュールは?
実はRC300/RC300h/RC350は既に販売終了していた
レクサスの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるRCシリーズ。
2014年10月末に日本で発表・発売され、その4年後となる2018年には初のマイナーチェンジによりヘッドライト意匠が大きく変化しました。
そんなRCシリーズは、1度もフルモデルチェンジすることなく10年選手を迎えたわけですが、何と2024年11月の新規受注分をもって、生産・販売を終了することが明らかになりました。
いつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、今後はフルモデルチェンジやマイナーチェンジ、一部改良することなくラインナップから削除されるとのことです。
一方でハイパフォーマンスモデルのRC Fは、最後の特別仕様車ファイナルエディションで生産・販売終了に
10年選手でカタログモデルから廃止となるRC300/RC300h/RC350ですが、もう一つ注目したいのがハイパフォーマンスモデルとなるRC F。
LC500/IS500 F SPORT Performance同様に、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載する貴重なスポーツモデルになるわけですが、実はRC Fも生産・販売終了することが判明。
ただし、RC Fに関してはそのまま生産・販売終了するのではなく、日本抽選限定200台のみとなる特別仕様車ファイナルエディション (Final Edition)が販売されるとのことで、この特別仕様車をもって販売終了し、ラインナップから削除される予定です。
ファイナルエディションの価格はRC F史上最高額になる?
ちなみに、RC Fファイナルエディションの仕様については、現時点で詳細は明らかになっていないものの、これまでにレクサスが販売してきたRC F ”F 10th Anniversary”や、”Enthusiast(エンスージアスト)”/”Emotional Touring(エモーショナルツーリング)”などの集大成になることから、おそらくはカーボンパーツをふんだんに使用したモデルになると予想されます。
ただ、ファイナルエディションともなれば「最後の特別仕様車」にふさわしい装備やエンジンと足回りのチューニング、専用プラーク、ロットナンバーなども設定してくる可能性が高いので、価格帯もこれまでのRC Fシリーズの中でも最高額になることが予想されます。
これまでのRC Fの特別仕様車をおさらい
なお参考までに、RC Fの特別仕様車の新車での車両本体価格は以下の通りとなっています。
◇RC F ”F 10th Anniversary”(限定35台):17,000,000円
[専用装備]
・専用外板色 : マットマーキュリーグレーマイカ
・専用内装色 : ブルー
・専用CFRPフロントサイドスポイラー/サイドエアアウトレット&大型ロッカーモール/リヤサイドスポイラー/リヤディフューザー
・フロント255/35ZR19+リヤ275/35ZR19タイヤ&鍛造アルミホイール(BBS製専用ブラック塗装・スパイラル10本スポーク)
・専用ブルーブレーキキャリパー(フロント・リヤ)
・パフォーマンスダンパー
・専用チタンマフラー/ブルーサテンマフラーバッフル
・専用セミアニリン本革ブルー&アクセントホワイトハイバックスポーツシート(前席)
・専用ブルー&アクセントホワイトステアリング/シフトノブ
・専用ブルーカーボンオーナメントパネル
・専用アニバーサリープレート
・専用エンボスルーフ
◇RC F ”Enthusiast(エンスージアスト)”:15,000,000円
[専用装備]
・高精度チューニングエンジン・リヤディファレンシャルを採用
・エンジンカバー(特別仕様車専用バッジ)
・ボディカラー「ホワイトノ-ヴァガラスフレーク」「ソニッククロム」「グラファイトブラックガラスフレーク」「チタニウムカーバイドグレー」
・パワーウィンドウスイッチ(特別仕様車専用オーナメント)
・プロジェクションカーテシイルミを標準設定
◇RC F ”Emotional Touring(エモーショナルツーリング)”:15,000,000円
[専用装備]
・高精度チューニングエンジン・リヤディファレンシャルを採用
・エンジンカバー(特別仕様車専用バッジ)
・ボディカラーは限定色チタニウムカーバイドグレーのみ設定
・カーボンフード(ボディカラーと同色塗装)
・カーボンアクティブリヤウイング(格納式)
・パワーウィンドウスイッチ(特別仕様車専用オーナメント)
・プロジェクションカーテシイルミを標準設定