えっ、もうそんなに経つの?ホンダ新型N-BOX Customターボ (JF5)が納車されて1年2か月が経過!普段使いするオーナーが「ここは直してほしい」と思うポイントは?
まさか新型N-BOXが納車されて14か月が経過していたとは…
2023年10月に私に納車されて1年2か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ (Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。
本モデルの走行距離もようやく8,000kmを突破し、2回目の冬に向けてスタッドレスタイヤにも交換済みですが、何気にこのモデルと過ごして1年2か月が経過していたことに驚き。
おそらく走行距離の短さもあって「納車されてそんなに経過していない」という感覚なのだと思いますが、今後は軽自動車の所有台数も減るので、N-BOXの利用頻度も更に増えて来るのではないかと思われます。
新型N-BOXは装備や質感などを中心に批判されることが多かった
新型N-BOXが発売されて以降、ノーマルボディモデルとエアロボディタイプのカスタムの2種類体制ということもあり、高い水準で販売台数を伸ばしていますが、新たにアウトドア志向のN-BOX JOYが追加されたことで、更なる販売台数の伸びが期待されているものの、中々思うように伸びていないのが現状です。
その背景には、既にSNSやYouTubeなどでも批判の対象となっていますが「先代モデルよりも質感が落ちた」「インパネ周りを中心にチープになり、進化ではなく退化したため商品としての魅力が感じられない」「質感が低くなったのに価格が高くなっているのはぼったくりだ」といった意見が多く散見されているものの、それでも日本の軽自動車部門では常にトップであることは確か。
「批判」されていることは「期待」されていることの証であり、注目されていることにもつながっている
これはあくまでも個人的な考えですが、批判されるモデルこそ「注目されていることの証」「批判されるうちが華」だと考えていて、「注目されなければ売れない」のと同じで、それだけユーザーも「批判する=N-BOXに強い期待を寄せている」ことの現れだと思うんですね。
私も先代JF3の後期仕様で、特別仕様車スタイル+ブラックを所有し、その後現行のJF3を所有していて色々不満はあれど、やっぱり軽自動車としての完成度が高いことは間違いないため、更なる高みと競合モデルとの差別化を強めていく意味で不満を漏らしてしまうのもあると思うんですよね。
もちろん、それ以上に満足していることの方が圧倒的に多いのですが、人間というのは不思議なもので、多くの絶賛や高評価よりも、少数派ともいえる批判や不満に過剰に反応してしまうため、N-BOXはそういった小さな不満などが大きくピックアップされているだけなのでは?と考えています。
新型N-BOXで改良・直してほしいポイントとは?
こうしたなか、1年2か月とまだまだ短い期間ではありますが、実際にN-BOXを普段使い・所有してみて「気になったポイント」や「ここは直してほしい」と思えるポイントがいくつかあるので、今回はそちらを中心に見ていきたいと思います。
まずはシートスライド時のアタッチメントについて。
N-BOXの場合、フロント・リアシート共に前後にスライドすることが可能なのですが、特にフロントシートの前後スライド調整後、中々アタッチメントが上手くいかないことが多く、走行中の自重と慣性の力によって「ガチャン!」と嵌まることが多いんですね。
これが助手席側や後席だったら良いのですが、運転席だと「運転中にシートスライドが微調整され、僅かな衝撃や音と移動」により、一瞬の驚きで事故につながってしまう事だってあるわけですね。
幸い、私は今のところそういった大事にはなっていないものの、走行中にスライドしたシートが嵌まったときの音や衝撃に慣れず、体が反応したことでステアリングに僅かな挙動を伝えてしまうことも。
ちなみにこのアタッチメント問題ですが、ホンダの場合だと現行N-BOXだけでなく、私が他に所有する新型フリード (New FREED)やWR-V、更には過去に所有していたステップワゴン (New STEPWGN)でも同様の症状が見られたので、ある意味でホンダならではの仕様なのかも。