まだまだ炎上しているホンダ新型フリードの「後部座席フロア設計問題」→売れ筋の新型N-BOXも後部座席とフロントシート下部は問題ないのか検証
新型フリードの後部座席フロアやシートアンダーの構造については、ガソリンかe:HEVかで構造が大きく異なるようだ
前回のブログにて、自動車評価系YouTuberのハンターチャンネルさんのサブチャンネルである、HNT NEWSチャンネルさんが投稿されたホンダ新型フリード (Honda New FREED)の「後部座席フロア設計問題」より、フロア形状やシート下部の空洞部分について問題があることを指摘したことで大きな話題となりました。
本件について、実際に私も所有する新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)でも検証してみたところ、ハイブリッドバッテリーが搭載されている関係だからなのか、HNT NEWSチャンネルにて紹介された形状とは異なり、フロア部分が盛り上がっていること、フロントシートアンダーが空洞ではなくガードされていることも確認。
このことから、HNT NEWSさんが取り上げた車両はガソリンモデルのAIR EXである可能性が高く、ガソリンモデルとハイブリッドe:HEVモデルでフロアの設計やシートアンダーの形状が異なる可能性があり、必ずしもフリード全てが全く同じ構造ではないことを紹介させていただきました。
ホンダの売れ筋&ノンハイブリッドモデルのN-BOXのフロア形状はどうなの?
そこで個人的にちょっと気になったのが、2023年10月に発売されて1年以上が経過した新型N-BOXのフロア形状やシートアンダー部分はどうなのか?ということ。
N-BOXカスタム・ターボ (New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]を所有する身としては、「もしかすると、もしかするのでは…?」と思い、早速上の画像の通り調べてみることに。
こちらが、私のN-BOX Customターボの後部座席フロア形状。
画像で見る限りでは、特に目立ったような凹凸も無ければ、前傾のような面でもなく、どちらかというとフラット。
実際に座ってみても、足もとが凹凸で不快な感覚になることも無ければ、つま先を伸ばすような姿勢にもならないので、形状的な面で見たら特に問題無し。
フロントシートアンダーも盛り上がっている
そして、やっぱり気になるのがフロントシートアンダー部分。
上の画像でもおわかりの通り、運転席側のシートアンダーには、エアコンの吹き出し口もあって面が盛り上がるようになっていますし、ペットボトルやボールなどの小物類が運転席や助手席のフロアに侵入しないようになっています。
もう少し角度を変えてみるとこんな感じ。
一番右側においては、大きな盛り上がりが無いため、もしかすると小さなボールなどが入り込む危険性はあるかもしれません。
フロントから見てみるとこんな感じ。
先程の後方からだと侵入口は少し大きく見えましたが、フロントからだと出口のすき間は小さくなっていて、おまけに少し盛り上がっているため、この点は上手く考えられているところだと思います。
そう考えると、N-BOXに関してはノンハイブリッドモデルでハイブリッドバッテリーなどが搭載されていなくとも、特に入り込むような心配はないのかもしれませんね。