【悲報】レクサスUX300h/UX300eが2025年度より生産・販売終了との報道→次世代EVに注力?ホンダと日産が経営統合に向けて協議とも報道される

2018年に発売されて1度もフルモデルチェンジすることなく終売とは…

レクサスのエントリーSUVでお馴染みとなるUX。

本モデルが2018年に発売された当初は、CT200hの置き換えモデルとしてラインナップされ大きな注目を集めることとなりましたが、発売から約6年が経過したタイミングで「日本での生産及び販売が終了」と報道されています。

これは国内メディア日刊工業新聞が報道しているもので、レクサスは今後、次世代EVモデルの開発・発売に注力していく考えがあるそうで、今回のUX終売はそのきっかけ作りになると言われています。


UXは全4種類のパワートレインをラインナップしてきた

レクサスUXといえば、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するUX200と、同エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのUX250hが最初にラインナップされました。

その後、同車初となるピュアEVクロスオーバーとしてUX300eがラインナップされ、その後にUX200/UX250hが廃止となり、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステムのUX300hの2本立てをラインナップしました。

いま思うと、UXのラインナップモデルはCT200hのグレードラインナップを踏襲しつつ充実していて、ベースグレード/version C/versioni L/F SPORT4種類のグレードを設定してきました。

エントリーモデルとして幅広い層を獲得してきたモデルであり、そこから徐々にステップアップしていくことでNX/RX/IS/ESといった上位モデルへとシフトアップしていける狙いもあったのだと思いますが、その一方でオーナー増によるレクサスサービスと質の低下や、レクサスオーナーならではともいえるサービスの一つ「オーナーズラウンジの」利用制限があるなど、ある意味でレクサスのイメージが大きく変化した瞬間でもありました。

レクサスUXは2025年度より生産を終了する方針

少し前置きは長くなりましたが、そんなUXもいよいよ日本市場向けの生産・販売終了する方針を固めたそうで、2018年から約6年に渡り、一度もフルモデルチェンジすることなく終了するのはとても残念。

なお日刊工業新聞の報道によると、UX300eのEVモデルは2025年度(2026年3月末)をもって生産終了する見込みだそうで、主力モデルともいえるUX300hは2026年度(2027年3月末)で生産終了、そして海外向けに関しては、2027年末頃までは生産を継続する予定で、その後は順次生産を終了する計画なのだそう。

そうなると、今後レクサスのエントリークロスオーバーはLBXとなるわけですが、このモデルもヒエラルキーを超える特別な一台で、レクサスとしても装備内容の充実化とともに、エントリーモデルの価格の引き上げなども行っていく狙いがあるでしょうから、ある意味でUXの終売は「レクサスの質を更に上げていく」ことも含まれているのかもしれません。

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