日産が東京オートサロン2025向けにワンガンブルーの新型フェアレディZ (RZ34)の実車を初公開!なぜか左ハンドルの北米仕様で、日本向けの後回し感が半端ない件
ようやく実車が公開されたMY25モデルの新型フェアレディZ (RZ34)
2025年1月10日~12日まで開催の東京オートサロン2025にて、日産のMY25モデルとなる一部改良版・新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)が先行出展されました。
今回日産が出展したのは、アメリカにて販売される左ハンドル仕様で、ボディカラーはMY25モデルより新しくラインナップされるワンガンブルー。
ちなみに日本仕様では、RZ34のイメージカラーでもあったセイランブルー×スーパーブラックルーフや、イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ、そしてカーマインレッド×スーパーブラックルーフが廃止となってしまいました。
ワンガンブルーのフェアレディZ (RZ34)の実車を見ていこう
こちらが今回、東京オートサロン2025にて初披露されたワンガンブルーのフェアレディZ (RZ34)。
足もとのアルミホイールが19インチで、レッドのブレーキキャリパーカバー、そしてトランクスポイラーなどが装着されていることから、アメリカ向けではPerformanceグレードに相当し、日本向けだとversion STに相当するグレードだと考えられます。
これまではセイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーンに見慣れていたこともあって、トップルーフのブラックの引き締めが無くなると印象も大きく変わるのでは?と懸念していましたが、こうして実車で見ると特にネガティブな印象は無し。
こちらはリアクォータービュー。
光の差し加減にもよりますが、セイランブルーの濃色とは異なり、少しライトで明るめな印象を与えてくれる色あいですが、このモノトーンカラーでオプション費用は+165,000円(税込み)。
元々はGT-R R35に使用されていた専用カラーですし、RZ34へと派生してきたことを考えると、日産としてはスポーツカーの象徴的なカラーとして大事にしているんだなぁと再確認。
ルーフラインに設けられた「日本刀をモチーフ」にしたシルバー加飾が少し浮いている感もありますが、こうした独特のアクセントも実車を見たらイメージがまた変化するのでしょうね。
そしてこちらは、日産公式SNSが公開したワンガンブルーのフェアレディZ (RZ34)。
こちらも明るさが異なるので、ワンガンブルーの色味も変化していますが、それでもセイランブルーよりはライトな印象に。
参考までに、こちらがセイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーンのRZ34。
RZ34は今のところ、MY25モデルで生産・販売終了との噂があるため、セイランブルーとワンガンブルーを並べて撮影するチャンスがあるのかは微妙ですが、是非とも比較してみたいところです。
アメリカ向けはサイドマーカー付き
ちなみにこのワンガンブルーの個体ですが、先程もお伝えした通りアメリカ市場向けになるため、ヘッドライトサイドにはサイドマーカーが備わっています。
サイドマーカーは、夜間に走行する車両の前後左右の端付近に設置されているランプで、車体の大きさを他の車に知らせる役割を担っていますが、日本仕様の車両ではあまり見かけない装備です。