マツダが東京オートサロン2025向けにサプライズ!何とMAZDA RACING SPIRITブランド第三弾となるCX-60ラリーコンセプトを発表。気になる市販化は?

マツダがMAZDA SPIRIT RACINGブランド第三弾をサプライズ出展!

2025年1月10日~12日まで開催の東京オートサロン2025にて、マツダがNDロードスターのハイパフォーマンスモデルとなるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERに加え、日本限定200台のみとなるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rを世界初公開しました。

そしてこの他にも、事前のプレスリリースでは発表していなかったMAZDA SPIRIT RACINGブランド第三弾となるCX-60ラリーコンセプトがサプライズ発表されました。

現時点ではコンセプトモデル止まりにはなりますが、将来的に市販化するかどうかは不明ながらも、人馬一体を重要視したハイパフォーマンスSUVに仕上げられています。


スポーティな見た目のCX-60ラリーコンセプト

こちらが今回、東京オートサロン2025向けにサプライズ出展されたMAZDA SPIRIT RACINGブランド第三弾のCX-60ラリーコンセプト。

本モデルの車両コンセプトを見ていくと、CX-60本来の走りの良さを活かしつつ、パワフル且つ俊敏な走りのポテンシャルを活かすことにより、ラリーシーンでの活躍を想定したコンセプトカーとのこと。

ただ、現時点では量産モデルとしての市販化は想定していない?のだと考えられますが、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERが市販モデルとして販売されることを考えると、今回のCX-60も将来的に販売されることに期待。

マツダによれば、今回のコンセプトカーはターマック(舗装路面)を豪快に走り抜けるシーンをイメージしているそうで、大型のリアスポイラーやルーフベンチレーター、アンダーガードと6ポット対向キャリパーブレーキも特別に装備しているとのこと。

ちなみに足もとのホイールはシングルスポークタイプの20インチ×7.5Jのブラック塗装仕上げとなるアルミホイールで、タイヤ銘柄はピレリ製P ZERO PZ4に、前後共通の235/50R20インチを装着。

足回りのサスペンションに関しては、フロントがダブルウィッシュボーン式で、リアがマルチリンク式となっています。

パワートレインは、排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力254ps/3,750rpm、最大トルク550Nmを発揮。

そしてこちらがインテリア。

車内にはロールケージやフルバケットシートを装備し、加飾パネルはアルカンターラ素材でコーディネート。

「速さ」と「質感」にこだわるMAZDA SPIRIT RACINGならではの価値を体現したスペシャルモデルですが、先日発表されたトヨタGRスープラの特別仕様車A90 Final Editioniや、スバルWRX STIコンプリートカーS210など、必要最小限の表皮を用いたスパルタンなバケットシートが主流になっているのでしょうか。

CX-60にバケットシートが必要なのか?はさておき、MAZDA SPIRIT RACINGを象徴とする装備の一つになるのかもしれませんね。

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