またハンマーヘッド?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーが2026年にデビューとの噂。2025年1月17日時点での最新工場出荷目途もチェック
2020年に発売されてマイナーチェンジすらされていないハリアーだが
トヨタの主力モデルでDセグメントSUVの現行ハリアー (Toyota Harrier)。
2020年に4代目(80系)としてフルモデルチェンジを果たしてから4年半以上が経過するわけですが、未だにエクステリアデザインを大幅刷新するほどのマイナーチェンジは実施されておらず、グレード展開の見直しやパワートレインの追加に留まっています。
販売自体も好調だからなのか、装備内容が充実した特別仕様車を販売することもなく、スタンダードなグレード展開でも売れてしまうのがハリアーの魅力の一つなのですが、早くも本モデルが2026年後半頃にフルモデルチェンジする?との噂が浮上しているようです。
今後のトヨタの新型車はハンマーヘッドが主流になる?

こちらが今回、国内カーメディアAPOLLO NEWS SERVICEさんによって作成された、フルモデルチェンジ版・新型ハリアーはこうなる?というレンダリング。
今回のレンダリングは、あくまでもトヨタ非公式のレンダリングデザインになるため、必ずしもトヨタ公式がこのデザインで市販化するとは限らないので注意してください。
なおレンダリング画像を見ていくと、フロントマスクは直近のトヨタの新デザイン言語であるハンマーヘッドが採用されており、更にLEDデイライトもプリウスなどと同じ”コ”の字型。

現時点で本当にこのデザイン言語が採用されるのかは不明ながらも、既に日本の公道にてスパイショットされている次期RAV4と思わしき開発車両もハンマーヘッドが採用されていることを考えると、同じセグメントで兄弟車でもあるハリアーも、同様の方向性となる可能性は十分に考えられそう。
スパイショットされた次期RAV4と思わしきテストカー

ちなみにこちらが、首都高速道路の芝公園付近にて初スパイショットされた次期RAV4と思わしき開発車両。
画像では少々わかりづらいですが、単眼のBi-Beam LEDヘッドライトらしきユニットが確認でき、その上下には水平基調のLEDデイライト及び反転式のLEDウィンカーが点灯していることから、同じハンマーヘッドを採用しているクラウンスポーツ (New Crown Sport)やクラウンエステート (New Crown Estate)と概ね同じテイストになりそう。

こちらはリアクォータービュー。
テールランプは水平基調ながらも、センター直結式の一文字ではなく、どちらかというアメリカ市場向けのハイランダー (Highlander)に近いテール意匠でシンプル。
RAV4特有のルーフレールも備わっていますし、ブラインドスポットモニター[BSM]の点灯も確認。

少し話は逸れましたが、次期ハリアーに関するSCOOP情報をキャッチしたというResponseさんの報道によると、プラットフォームは現行4代目同様にTNGA-Kプラットフォームの改良版が採用されるそうで、次世代ユニットとなる排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジンが搭載されるとのこと。
この他にも、既存の排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドシステムが採用される予定で、体積は20%減/全高が15%減になることでノーズが低くなり、抗力係数Cd値を落として燃費向上につなげるとのこと。
この他にも、現行モデルと同じくプラグインハイブリッド(PHEV)が継続採用されるとのことですが、そもそも本当にこんなに早いタイミングで次期型が登場するのかは疑問ですが、もしこの情報が事実であれば「またハンマーヘッドか…」と思われる方も多いかもしれませんね。