ビッグマイナーチェンジ版・スズキ新型ソリオバンディットの実車を見てきた!お客さんからは「三菱やトヨタ・アルファードにそっくり」などの声も多数
リーク時点から色んな意味で話題になっていたソリオバンディットの実車をようやく拝見
2025年1月16日に発表・発売された、スズキのビッグマイナーチェンジ版・新型ソリオ (Suzuki New Solio)/ソリオバンディット (New Solio Bandit)。
前回のブログでは、ノーマルボディの新型ソリオ HYBRID MZ[2WD]の実車をインプレッションしました。
今回は、エアロボディタイプの新型ソリオバンディット HYBRID MV[2WD]の実車インプレッションをしていきたいと思います。
最上級のソリオバンディット HYBRID MVでも300万円を切るほどにリーズナブル
こちらが今回、実車として展示されていた新型ソリオバンディット HYBRID MV[2WD]。
ボディカラーはスーパーブラックパールのモノトーンで、総額にして約265万円と意外にリーズナブル。
昨今、軽自動車でも200万円台後半になることも多く、コンパクトカーでも300万円を超えることが当たり前になってきましたが、スズキのラインナップモデルは比較的安価なイメージがあり、特に最上級のソリオバンディットでも270万円を切っているのは魅力ポイントだと思います。
ノーマルボディのソリオに比べると、かなりクセ強めなフロントマスクに仕上げられているソリオバンディットですが、やはり気になるのはグリルデザイン。
おそらく多くの方が「三菱のダイナミックシールドグリルにそっくり」「トヨタ・エスクァイアの縦型基調グリルに似てる!」と揶揄する方も多いと思いますが、私も全く同じ感想です。
お客さんからも「三菱っぽい」「三菱のグリル」「トヨタのミニバン」のキーワード多数
この日、数多くのお客さんがソリオ/ソリオバンディットの実車を拝見していましたが、ソリオバンディットの顔を見た多くの方々が「三菱に似てるよねぇ~」「何かトヨタのオラオラ顔に似てるよね~」「ちょっとお下品よね~」など、賛否で分けると”否”が多いイメージでした。
あくまでも各ユーザーの好みなので、良い印象に捉える方もいらっしゃれば、あまり宜しくない印象を持たれる方もいらっしゃるとは思いますが、あくまでも私の感覚からすると、ソリオバンディットの実車を見た多くの方が「微妙な反応」だったのは確か。
ただ、こういったクセ強めな顔つきも、何れユーザーの目も慣れて来るでしょうし、発売当初から散々批判されながらも高い販売台数を維持しているのがトヨタ・ヴォクシー (Toyota New Voxy)だったり、三菱デリカD:5だったりするので、今回のソリオバンディットも色々と批判されながらも売れるのではないかと推測。
批判される車ほど「注目されていることの証」
何かと批判されるということは、それだけ多くのユーザーが注目し話題になっているからであって、全く注目されなければ売れることも無いでしょうから、スズキとしても「戦略的には成功している」のではないかと考えています。
スタイリングはノーマルボディのソリオと大きく変化は無いものの、やはりダイナミックなフロントマスクの影響もあってなのか、どことなくシャークノーズ風に見えるというのもユニーク。
ちなみに足もとには、切削光輝仕上げの15インチアルミホイールが装着され、タイヤ銘柄はソリオと同じくダンロップ製エナセーブ。
スポークデザイン自体は決して複雑なものではないため、手洗い洗車もスムーズにこなすことができそう。
リアエンドはブラックの引き締まったパネルにシルバーガーニッシュでのアクセントが締まって見えますね。
ただ個人的には、そろそろこのクラスでも可倒式ポールアンテナではなくシャークフィンアンテナにしてほしいところ。
雪降ろしのときにポールアンテナが邪魔になるんですよね…
ちなみに、リアテールランプはフロント同様に非LEDの豆球タイプなので、この点はコスト低減を徹底している印象を受けます。
荷室スペースもチェック
リアテールゲートをオープンにすると、リアシートは前後のスライドが可能で、リクライニングや前方に倒すことももちろん可能。
リアシートの背面は概ねフラットになるので、車中泊や荷物もスムーズにスライドしながら置くことができるで便利。