ビッグマイナーチェンジ版・スズキ新型ソリオの実車を見てきた!商用チックな見た目ながらも装備内容は充実しているが、薄っぺらいドアやフロア構造にも注目

社用車として購入していた新型ソリオの実車をようやく拝見できることに

2025年1月16日に発表・発売された、スズキのビッグマイナーチェンジ版・新型ソリオ (Suzuki New Solio)/ソリオバンディット (New Solio Bandit)。

前回のブログにて、私も社用車としソリオHYBRID MZ[2WD]を購入したことをお伝えしましたが、今回ようやく実車を拝見することに。

実車については、ノーマルモデルのソリオと、カスタムモデルのソリオバンディットの両車を拝見させていただきましたが、今回はノーマルモデルとなるソリオを見ていきたいと思います。

【追記】新型ソリオバンディットの実車インプレッション記事も公開しています。


新型ソリオ HYBRID MZ[2WD]のエクステリアを見ていこう

こちらが今回拝見させていただいた、新型ソリオHYBRID MZ[2WD]。

ボディカラーはピュアホワイトパールで、私が購入した仕様とほぼほぼ同じ。

実車を拝見せずに新車を購入することは多々あれど、実用性や荷物の積載性など、様々なシーンで活用する社用車ともなると、実車を拝見した上で購入した方が良いことは重々分かってはいましたが、今回ばかりはソリオの機能性や将来性に期待しながら、発表前に思い切って購入しました。

一通り実車を拝見してみて思うことは、コンパクトなサイズ感や荷室容量、後席の広さ、運転席・助手席の空間や天井など、そして装備内容においては総じて完成度は高いと考えていて、あとは「実際に公道にて走らせてどんな印象を持つのか?」だけが一番のキーポイントになりそう。

見た目に関しては、先代後期仕様のソリオを踏襲しながらも、水平基調のメッキ加飾でインパクトを与えつつ、L字型のLEDデイライトやヘッドライトはシャープで洗練されている印象。

ただ、フロントウィンカーは相変わらず非LEDの豆球を継続採用しているため、この点はスズキの徹底したコスト意識・企業努力が感じられるところでもあります。

サイドビューは至ってシンプルなボックスタイプ。

後席スライドドアはもちろん電動開閉式で、予約ロック機能及び挟み込み防止機構も備わっているのはグッド。

シンプルなマルチスポークのアルミホイールは洗車しづらい

足もとには、マルチスポークタイプの15インチアルミホイールを標準装備。

シングルスポークに比べると洗車はし辛いですが、決して複雑な構造ではないので許容範囲。

但しスポーク間に洗車用スポンジを通してのホイールの内側を手洗いするのが難しいため、この点は軽自動車やコンパクトカーのちょっとした不満要素でもあります。

テールゲートの面積が大きい分、リアドアを閉める時には力が必要

こちらはリアクォータービュー。

背高いボックススタイルではありますが、リアテールゲートをオープンするときの手の位置や、テールゲートを開けるときの重みはあまり感じられないのはグッドですが、反対に閉めるときは反力が働く関係で、女性や小柄な方だと少々力が必要になりそうなところ。

電動パワーテールゲートを装着してほしい…とまでは言いませんが、もう少しスムーズ且つ軽やかに開け閉めできるようなテールゲートにして頂けると、満足度は更に向上するかもしれません。

ソリオのテールゲート右下部分には、マイルドハイブリッドを意味する”HYBRID”バッジも貼付。

本モデルでは、ストロングハイブリッドを廃止し、全グレードにおいて現行スイフトと同じ排気量1.2L Z12E型の直列3気筒自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドを標準装備にしたため、燃費性能やエコカー減税、そして立ち上がりのトルクがストロングハイブリッドに比べてどの程度異なるのか気になるところです。

そしてリアウィンカーは、フロント同様に非LEDの豆球タイプを継続採用しているため、この点もコスト低減を徹底しています。

2ページ目:新型ソリオのインテリアで気になるポイントが多数…