レクサスLSが英国にて終売へ…2024年の販売台数は僅かに「3台」のみ。更にLSの後継モデルとして「センチュリーSUVのレクサス版」が登場との噂

アメリカ市場では値上げのみで終売秒読みだったが、英国では一足早く販売終了へ

2024年11月、レクサスのアメリカ法人はフラッグシップセダンでお馴染みとなるLSの2025年モデルを発表・発売しましたが、商品改良は特になく、材料費+物流費の高騰による値上げのみの対応となりました。

日本市場向け含め、「RCに続いてLSも終売になるのでは?」と噂されてきましたが、遂にレクサスのイギリス法人では終売することが明らかになったとのこと。
※2025年1月28日時点でLexus UKの公式ホームページでも、SloonカテゴリーにLSの掲載無し

一体どのような理由で終売となるのかチェックしていきましょう。


1990年に誕生して35年、歴史あるセダンが終売となる理由とは?

海外カーメディアAutocarの報道によると、イギリス市場向けのLSが販売終了となる理由は複数あるそうで、そのうちの一つが「販売不振」。

2010年代に入ってからの累計販売台数は僅か「39台」とのことで、2024年のイギリス販売は驚きの「3台」のみ。

セダン需要低迷も大きな理由だとは思いますが、まさかここまで全く売れない状況が続くとは…

LSが終売することで、イギリスでセダンを販売するのはESのみになるわけですが、このESもいつまで販売が継続できるかは不明。

LSは様々な面でタイミングが悪かった

そしてもう一つ、LSが終売となる理由は「認証と法律の問題」。

これはレクサスのイギリス法人で広報担当者が明らかにしたもので、ただ「具体的にどのような認証と法律の問題で販売できなくなったのか」までは明かされていないとのこと。

最後は、「新たなフラッグシップモデルの登場」によるものだそうで、LSと同じフラッグシップ&ラグジュアリーモデルとなる新型LMが登場したことで、LSの需要低迷を加速させてしまったのだとか。

終売はあくまでもイギリスのみで、他の欧州では販売継続

ちなみに、LSの販売終了はあくまでもイギリス市場向けに限定され(在庫車両は継続して販売されるようですが…)、その他の欧州市場では販売を継続。

LSシリーズは、イギリス市場だと排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+ハイブリッドシステムを採用するLS500hのみがラインナップされ、システム総出力354hpを発揮、0-100km/hの加速時間は5.4秒にて到達。

価格帯としては、101,000ポンド~128,000ポンド(日本円に換算して約1,956万円~約2,479万円)と超高額で、メルセデスベンツSクラスやBMW 7シリーズに匹敵する価格ではありますが、装備面や古臭いインテリアのレイアウトから考えると、競合モデルと同じ土俵に立てる内容ではないのが現実。

レクサス創設時から35年間も支えてきたLS

LSは、先程もお伝えした通り1990年に誕生したレクサス最初のラインナップモデルであり、35年という長きに渡る象徴的な一台でした。

初代LS400(トヨタ・セルシオ)に始まり、主要市場であるアメリカにて販売された直後にイギリスでも販売されましたが、その時のレクサスのイメージはラグジュアリーでありながらもリーズナブルな価格設定でした。

しかしながら、昨今の材料費+物流費の高騰、為替の影響などから車両本体価格は大幅に値上げされ、購入する層は軒並み制限されるようになりました。

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