【一体なぜ?】日産のオーストラリア法人がリーフを除く7車種を一斉値上げ!エクストレイル/フェアレディZ (RZ34)/キャシュカイ等の値上げ幅はどれぐらい?

リーフを除く全てのモデルが一斉に値上げするのは珍しいが…

ホンダとの経営統合絡みでネガティブイメージが付いてしまった日産。

今回、その日産のオーストラリア法人がラインナップするモデルの「ほぼ全てが値上げ」することが分かりました。

厳密には、ピュアEVハッチバックのリーフを除く7車種が、最大520オーストラリアドル(日本円に換算して約5万円)の値上げとなりますが、日産のラインナップモデル全てが一斉に値上げすることが珍しいところ。
※現行リーフは、オーストラリア市場では生産終了済み

ただその一方で、主力モデルの値引き・割引きは継続しているとのことで、この点はオーストラリアの日産ディーラーとの商談次第では、安価に購入できるかもしれません。


日産のオーストラリア法人独自のサービスを導入したことで、止む無く値上げに

ちなみに、日産のオーストラリア法人の7車種が値上げしたことについては「オーストラリアで販売される日産車に対するサービス有効化型となる10年/30万キロ保証」の導入が要因となっており、2025年1月1日から既に適用されているとのこと。

また今回の一斉値上げは、275オーストラリアドル~520オーストラリアドル(日本円に換算して約2.7万円~約5.0万円)と値上げ幅が小さい関係で、現行ジューク/エクストレイル/ナバラ、そして近々一部改良されるキャシュカイに対しては、キャッシュバックインセンティブによって値上げ分が相殺されるそうです。

ちなみに最大のキャッシュバックインセンティブが適用されるモデルは、ピックアップトラックのナバラ・ブラックエディション・デュアルキャブ[4WD]AT。

現在は8,000オーストラリアドル(日本円に換算して約77.6万円)の割引が適用され、オンロード費用を除く通常の販売価格60,833オーストラリアドル(日本円に換算して約590万円)と比較して、54,490オーストラリアドル(日本円に換算して約528万円)に引き下げられているのは魅力的。

この他、ナバラSLデュアルキャブ4WDのATモデルや、前輪駆動[FWD]および全輪駆動[4WD]のエクストレイルN-Trek、現行キャシュカイの全グレードが5,000オーストラリアドル(日本円に換算して約48.5万円)の割引。

あとは、残りのエクストレイルシリーズやナバラST/ST-X/Pro-4Xには、4,000オーストラリアドル~4,500オーストラリアドル(日本円に換算して約38.8万円~約43.6万円)のキャッシュバックが適用されるとのこと。

現行ジュークのグレード別価格帯をチェック

それではここから、日産オーストラリアのラインナップモデルのグレード別価格帯と、値上げ幅を見ていきましょう。

【(2025年)現行ジュークのグレード別価格帯】

※現行ジュークは一律で275オーストラリアドル(日本円に換算して約2.7万円)の値上げ

◆ST:29,165オーストラリアドル(日本円に換算して約283万円)

◆ST+:31,915オーストラリアドル(日本円に換算して約309万円)

◆ST-L:35,215オーストラリアドル(日本円に換算して約341万円)

◆Ti:37,665オーストラリアドル(日本円に換算して約365万円)

◆N-Sport:38,665オーストラリアドル(日本円に換算して約375万円)

以上の通りとなります。

現行キャシュカイのグレード別価格帯をチェック

続いて、現行キャシュカイのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

【(2025年)現行キャシュカイのグレード別価格帯】

※現行キャシュカイは一律で275オーストラリアドル(日本円に換算して約2.7万円)の値上げ

◆ST:34,665オーストラリアドル(日本円に換算して約336万円)

◆ST+:38,665オーストラリアドル(日本円に換算して約375万円)

◆ST-L:42,965オーストラリアドル(日本円に換算して約417万円)

◆Ti:48,165オーストラリアドル(日本円に換算して約467万円)

◆Ti e-POWER:52,365オーストラリアドル(日本円に換算して約508万円)

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