過激なヴィジュアルで中身ポルシェの反則なヤツ!Wモータース・フェニアスーパースポーツの実車を見てきた!ワイスピの「空飛ぶモデル」の後継機種

改めて芝浦グループのスーパーカー/ハイパーカーコレクションには驚かされる

2025年2月22日~23日に岡山コンベックスにて開催された岡山輸入車ショウ2025。

前回のブログでは、九州は福岡を拠点とする芝浦グループホールディングスが購入した、世界第一号の中東ドバイ発となるデヴェルモータース・デヴェルシックスティーン (Devel Motors Devel Sixtenn)の実車インプレッションを紹介しました。

そして今回は、同じ芝浦グループより同時出展された、こちらもドバイ発となるWモータース・フェニアスーパースポーツ (W Motors Fenyr Super Sport)の実車をインプレッションしていきたいと思います。


オールブルーカーボンのフェニアスーパースポーツ

こちらが今回、芝浦グループより出展されたWモータース・フェニアスーパースポーツ。

芝浦グループといえば、前回のブログにてご紹介したデヴェルシックスティーンだけでなく、実はフェニアスーパースポーツの初回10台限定モデルとなるローンチエディションを「5台」購入・契約済。

既にイエローフルカーボンボディの個体と、今回出展されたブルーフルカーボンボディの個体が納車されており、残りのパープルやホワイト、そしてグリーンのフルカーボンボディの個体も納車待ちの状態です。

ちなみにこのモデル、先代は映画「ワイルド・スピード ”スカイミッション”」にて”空飛ぶ車”として登場した、世界限定7台のみとなるライカン・ハイパースポーツ (Lykan Hypersport)の後継機種で、中身も基本的にポルシェ911(RUF)がベースになっています。
※厳密にはルーフCTR3のOEMモデル

映画では、ドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルが「野獣を解き放て」とコメントしたことで、一躍ライカンハイパースポーツの注目が集まったことは言うまでもありませんが、まさか芝浦グループがその後継機種を5台を購入したのは驚きでした。

残りの個体は納車が難しい状態に?

ただ残念なことに、芝浦グループ曰く「フェニアスーパースポーツ用にカラーカーボンを製造しているサプライヤーが倒産した」とのことで、既にオーダーしているホワイトとパープル、グリーンカーボンの個体に関しては納期が未定。

代わりのサプライヤーを探している状態だとは思いますが、既に他のハイパーカーメーカーの対応に追われていることもあり、新たに見つけることは中々に難しい状況なのかもしれません。

ドア開閉は逆シザードア

ドア開閉は、ドライバーを迎え入れるタイプのスーサイドドア(別名:逆シザードア)。

ロールスロイスのコーチドアと同じ技術だと思いますが、内ドアのベルト然り、随所にポルシェの要素が残されているのもユニーク。

ドアももちろんフルカーボン仕様で軽量。

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