遂に来た!受注停止中のスズキ新型ジムニーノマドの生産・供給台数を2倍以上にすることが明らかに!これにより納期も大幅短縮され、早期受注再開にも期待
やはりスズキとしても新型ジムニーノマドの生産性を強化していくようだ
2025年1月30日に発表されて、もうすぐ1か月が経過するスズキ新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade)。
正式な発売時期は2025年4月3日ですが、発表から僅か5日で全国の受注台数が5万台となり、納期に換算すると約3年半~4年になることから受注停止となってしまいました。
その関係で、2025年2月15日から開催予定だった全国キャラバン展示会が中止となり、スズキとしても可能な限りユーザー向けの生産に注力する考えを示したわけですが、この度スズキがジムニーノマドの生産・供給台数を倍増し、早期の受注再開を目指していることが明らかとなりました。
目標月産台数を1,200台 → 2,500台程度へ
国内メディア・日刊自動車新聞の報道によると、スズキのインド法人で子会社でもあるマルチ・スズキは、ジムニーノマドの月産目標台数を1,200台 → 2,500台程度に増やすことを明らかにしたとのこと。
約2倍の供給台数により、納期も最大4年 → 2年へと短縮することになり、更に早期的な受注再開も目指すとのことですが、一方でスズキは大量のバックオーダー分の精査を進めているとの報道があるため、もしかすると受注台数の絞り込みと同時に納期も大幅に短縮される可能性も高そう。
なお受注精査に関しては、国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によれば、「1人で複数台発注している個人ユーザーや法人、業販」といった転売ヤーを対象に、1ユーザー1台限りの発注に制限する動きがあるそうですが、これも全国のディーラーを対象としているのかが不明なため、本当に受注制限が行われているのかも未定。
ちなみに私がお世話になっているスズキディーラーでは、複数台購入している業販・法人、個人ユーザーに関しては、今のところ受注制限を設けるような動きは無し。
ただし、2台目以降に関しては「受注順を最後尾に後回しにする可能性がある」とのことなので、そういった意味では1ユーザーに対しての複数台の納車ラッシュを避け、早期的な転売を防ぐ計画なのかもしれません。
供給台数の倍増と納期の大幅短縮により、オーダーキャンセルも増える?
あとは、今回の供給台数倍増に関する報道で、納期も大幅に短縮されることは濃厚ですから、元々早期転売目的でオーダーしていたユーザーがどれだけいて、どれだけのキャンセルが入るのかも気になるところ。
もちろん多くのキャンセルが入れば、それだけ受注順の繰り上げがあり、本当に必要としているユーザーの納期が短縮されることになるわけですから、SNSなどでも「納期が短縮されそう」「いつの間にか納期が判明」「来月納車予定になりました」といった投稿が多く見られるかもしれませんね。