売る気ないやろ…トヨタ新型クラウンエステート・ハイブリッドの抽選&受注枠は「僅か2台」。HEV Z[E-Four]×モデリスタ付の見積もりも取得
待つだけ待たされた上に、売る台数も少ないのもトヨタの戦略か?
2025年3月13日に発表・発売された、トヨタの新世代クラウンシリーズ第四弾となる新型クラウンエステート (Toyota New Crown Estate)。
前回のブログでは、クラウンエステートの実車を拝見してきたため、内外装デザインや気になるポイント、そして実車を見に来た客層などをまとめていきました。
今回は、本モデルの見積もりを取得したわけですが、最も売れ筋になるであろうハイブリッドZ[E-Four]の受注受付け枠が、各販売店で大きく制限されていることが判明。
具体的にどれだけの受注枠なのかチェックしていきましょう。
私がお世話になっている販売店では、2025年夏頃までの受注枠は僅か「2台のみ」
今回、クラウンエステートの実車を拝見すると共に、同社の見積もりも入手したわけですが、一番の驚きだったのは受注枠。
今回のクラウンエステートですが、年間で生産できる台数が制限されている関係で、各販売店に振り分けられている台数も極端に少ないとのこと。
ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーでは、2025年夏頃までのハイブリッド(HEV)モデルの受注枠が僅か「2台」のみであることが判明し、しかも販売方法はまさかの抽選。
プラグインハイブリッド(PHEV)に制限はないものの、価格面でハードルが高そう
一方でプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの受注制限は特になく、販売方法も抽選ではなく先着順となっていますが、ハイブリッドモデルの635万円(税込み)に比べて、PHEVモデルは810万円(税込み)からになるため、購入するにはかなりハードルの高いモデルになってしまいます。
それにしても、何の特別感も無くて当初の発売計画から1年以上も遅れたクラウンエステートが抽選販売って、「トヨタ本当に売る気あるの?」と思われても不思議ではないところ。
ユーザーはクラウンに希少性を求めていないと思うが…
購入するユーザーが限られる高額車両のため、トヨタとしてもそれなりの理由があって生産及び販売を制限しているのではないかと予想しますが、それでも発売時期を大幅に遅らせてしまった以上、今になって生産台数を制限させて出し渋る必要性は無いと思うんですね。