トヨタ新型クラウンエステートの実車を見てきた!ラグジュアリーカーというよりもファミリーカーに近い?客層も中高年よりも若年層が多かった件
実は幅広い層から注目されている新型クラウンエステート
2025年3月13日に発表・発売された、トヨタの新世代クラウンシリーズ第四弾となる新型クラウンエステート (Toyota New Crown Estate)。
トヨタディーラーにも試乗車・展示車が配備されているとのことで、私も早速展示車を拝見させていただくことに。
しかもこの日は、多くのお客さんが実車を拝見しに来ていたわけですが、中高年層よりも若年層を中心に集まっていた印象で、若い方からも注目されている車種なのかもしれません。
展示車はハイブリッドZ×プレシャスホワイトの定番仕様
こちらが今回展示されていた新型クラウンエステート。
グレードは排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッド (HEV)システムを採用するハイブリッドZ[E-Four]。
ボディカラーはプレシャスホワイトパールで、内装はHEV Z専用となるサドルタンが設定されています。
車両本体価格は635万円(税込み)からとのことで、トヨタディーラー曰く、最も人気のある仕様なのだそう。
改めてクラウンエステートを見ていきましょう。
他のクラウンシリーズとは異なり、本モデルの主な特徴はボディ同色グリルが採用されていること。
2025年5月9日に発表・発売予定となっている、マイナーチェンジ版・新型カローラクロス (New Corolla Cross)と同じボディ同色グリルということで、どこかEVっぽい雰囲気を持ちつつも、先進性を持たせているのもクラウンエステートの個性の一つ。
画像で見るのと、実車で見るのとでは全く印象が異なる
近年のトレンドになりつつあるボディ同色グリルですが、こうして実車で見てみると「精悍な顔つき」という印象で、画像や動画だとインパクトに欠ける?ようなイメージはあったものの、いざこうして実車で見てみると、同色グリルと膨張色であるホワイトの影響もあってなのか、押し出し感のデザインで中々に好み。
ある意味で機能美ともいえるフロントグリルとカメラの組合せ
フロントグリル内には、フロントカメラがスマートに内蔵されるなど、ボディ同色グリルの個性を上手く活かした機能美とシームレスな仕上がりですね。
相変らず新世代クラウンシリーズのホイールはデカいな…
フロント・リアフェンダーは、都会派SUVをイメージさせる意味でもグロスブラックを採用。
そして足元には、Y字スポークタイプの21インチアルミホイールが装着され、タイヤ銘柄はミシュラン製e-PRIMACE(235/45R21インチ)を装着。
ホイールデザインについては、カタログ画像だとスタンダードなブラックに近い色合いでしたが、実車で見ると、その名の通りダークグレーメタリック塗装。
クラウンエステートのリアデザインにちょっとした疑問
こちらはリアデザイン。
センター直結式の一文字LEDテールテールランプが採用され、両端の直下にあるクリア部分はブレーキランプやリアウィンカー、バックランプなどを採用。
これはあくまでも私個人の好みではありますが、一文字テールランプの直下に”CROWN”のレタリングバッジを添付するのであれば、わざわざ無理してまでトヨタのCIエンブレムバッジを添付する必要はないのでは?と思うんですね。
既に「クラウン=トヨタ」というイメージも定着しているでしょうし、小さなブランドエンブレムがダサく思えてしまうんですよね…
ちなみに、フロントノーズ部分はクラウンの王冠エンブレムが貼付されていて、トヨタのCIマークエンブレムは添付されていませんから、フロント・リアのデザイン性を統一させる意味でも、なおのことトヨタのCIマークエンブレムは不要のように感じられます。