一体いつ登場するの?マイナーチェンジ版・トヨタ新型ハリアーが2025年夏頃に登場との噂→販売店に取材「そのような情報はメーカーから下りてきていない」

結局のところ、マイナーチェンジ版・新型ハリアーの噂はどうなったのだろうか?

2025年夏頃にデビュー予定と噂されていた、トヨタのマイナーチェンジ版・新型ハリアー (Toyota New Harrier)。

トヨタの主力SUVの一つで、2020年6月より4代目としてフルモデルチェンジを果たしながらも、今のところ内外装が大きく変更されるようなマイナーチェンジは一度もありませんでした。

そんなハリアーですが、海外カーメディアや車系YouTuberの情報によれば、2025年夏頃(厳密には6月~7月?)に商品力を大幅に向上させたマイナーチェンジに加え、特別仕様車ナイトシェードエディション (Night Shade Edition)が追加されるとの噂が浮上していました。


残念ながら、マイチェン版・新型ハリアーに関する通達はトヨタディーラーには届いていない模様

via:Spyder7

2025年3月13日に発表・発売後、トヨタディーラーでの実車展示が開始された新型クラウンエステート (New Crown Estate)を拝見した際、マイチェン版・新型ハリアーに関しても取材させていただくことに。

結論から言ってしまえば、マイナーチェンジ及び特別仕様車ナイトシェードエディションの追加に関しては「特にメーカーから情報は下りてきていない」とのことで、「トヨタディーラーからもお伝えできる情報が無い」のが現状なのだそう。

via:APOLLO NEWS SERVICE

国内カーメディアでも公開された、ハンマーヘッドを用いたマイチェン版・新型ハリアーのイメージレンダリング画像ですが、ここまで大きく変化されるような情報も無ければ、2025年3月時点でも国内や海外にて開発車両がスパイショットされているような情報も無いことから、やはり大幅改良の線は極めて薄そう。

via:X(旧Twitter)

ただ、兄弟車種となるRAV4が、2025年後半頃に待望のフルモデルチェンジを果たすとの情報があり、既に国内外において開発車両がスパイショットされていることを考えると、ハリアーもそろそろ大幅改良が行われても不思議ではないと思います。

ちなみにスパイショットされている開発車両では、基本的なスタイリングは現行RAV4と大きく変わらず、TNGA-Kプラットフォームの改良型が採用される?などの情報がありますが、フロントマスクはクラウンスポーツ (New Crown Sport)やクラウンエステート、プリウス (New Prius)と同じハンマーヘッドを採用する可能性が高いそうで、今後のトヨタの新デザイン言語として積極的に採用されるのが濃厚。

次期RAV4のデザイン言語がハリアーにも採用されるの?

仮にこのデザイン言語が、マイチェン版もしくは次期ハリアーでも採用されるとなると、RAV4との大きな差別化はもちろんのこと、ハリアーファンからすると「ブランドとしての立ち位置が曖昧にならないのか?」などの不満の声が聞こえてきそうですし、まだハリアーにハンマーヘッドが採用されるとは決まっていないものの、無理して同じ系統のデザインにまとめて来る必要性はないと思うんですね。

個人的には、今現在の都会派SUVを象徴するような顔つきでも十分満足度は高いと思っていますし、ヘッドライト意匠はそのままに、フロントグリルやグリルパターンを変更するぐらいに留めても十分商品力は向上するだろうと予想しています。

2ページ目:噂されているマイチェン版・新型ハリアーの改良・変更内容とは?