遂に36年の歴史に幕?レクサスのフラッグシップセダンLSが日本で終売か。それと同時に特別仕様車ファイナルエディションが登場との噂も
現時点では何とも言えないが、LSの存在感は既に失いつつある
レクサスのフラッグシップセダンでお馴染みとなるLS。
1989年にトヨタのアメリカ市場向け&高級ブランドとして誕生したレクサスですが、それと同時に発売されたのがセルシオをベースにしたLS400でした。
その後、何度かフルモデルチェンジを繰り返してきたLSですが、2017年に第5世代となってから8年が経過した今、日本市場向けのLSが販売・生産終了し、最後の特別仕様車となるファイナルエディション (Final Edition)が登場する?との噂が浮上しています。
既にイギリスでは終売が決定しているLS
こちらがレクサスのフラッグシップセダンでお馴染みとなるLS。
既にイギリス市場では、2025年1月の公式プレスリリースにて終売が決定していますが、このタイミングで日本市場向けも終売の噂が浮上するのは意外。
日本市場向けに関しては、現時点でメーカー公式プレスリリースにて公開されているわけではないので何とも言えないところですが、現在のレクサスのフラッグシップモデルの中では、最も時代遅れ感が強く、装備内容や先進性、パワートレインなど含めて特別感が失われているのも事実。
現在のLシリーズで最も取り残されているのはLS
ちなみに、日本向けのLSが一番最後に改良されたのは2023年10月4日で、その後は一度も年次改良や価格改定なども行われておらず、「放置」もしくは「忘れ去られている」感がありますが、その理由もファイナルエディションが準備されているから?と考えると妙に納得してしまったり…
2025年3月時点で、レクサスのフラッグシップモデル「Lシリーズ」がラインナップされているのは…
◆LS500/LS500h
◆LX600/LX700h
◆LC500/LC500h
◆LM500h
以上の通り4車種をラインナップ。
LM500hは本物のアッパー層をも獲得する新規開拓モデルだった
これらLシリーズで、現在最も売れているのがLM500hになるわけですが、ビジネスシーンからプライベートシーンはもちろんのこと、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアと明確に差別化したモデルであること、そして時代に合わせたショーファードリブンであることが決定打となっています。
LM500hの登場により、これまでレクサスに触れることなく、ベントレーやロールスロイスなど、様々なラグジュアリーブランドと向き合ってきたアッパー層のオーナーが注目したモデルということもあり、ある意味で「新規開拓」を成功させた重要なモデル。
幅広い客層から注目を集めているLM500hの存在感は圧倒的ですし、今後登場するであろうLM350hは、更に客層を広めて販売台数を伸ばす重要なモデルになることは間違いなさそうです。