ここまで見た目と燃費のギャップが激しい車は珍しいな…日産フェアレディZ (RZ34)は無給油750km走行も余裕。「通算16回目」の給油記録も
冬が過ぎてからフェアレディZ (RZ34)でのロングドライブも増えてきた
2023年2月に私に納車されて、もうすぐ2年2か月(26か月)が経過する、日産フェアレディZ (Nissan Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]。
走行距離ももうすぐ12,000kmに到達する勢いで、2回目の冬を過ぎてからは長距離移動をメインに頻繁的に活用しています。
相変らずこの車に乗っていると街中での視線が感じる一方で、まだまだ自分以外の野生のRZ34を見かけることもなく「本当に納車は進んでいるのだろうか?」と少々不安に思うところです。
V6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ (RZ34)だが、この車は見た目と燃費のギャップが凄い
この車に乗っていて常々思うこととして、あくまでもロングドライブや高速道路、有料道路、ワインディング、そして信号が少なくもストップ&ゴーの少ない公道に限定されますが、燃費が優秀であること。
V37スカイラインにも搭載される排気量3.0L VR30DDTT型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しつつ、最高出力405ps/最大トルク475Nmを搭載しながらも、燃費性能は13km/L~16km/Lに到達し、無給油で700km~900km走れるということ。
これだけスポーティでアグレッシブな見た目ながらも、実は走り方次第でエコカー並みの燃費性能を叩き出すというギャップに驚きを隠せず…
この車を所有して真っ先に感じたことは、走行距離の割に給油回数が少ないということなんですね。
満タン給油してからの平均航続距離は約750km
私の場合、給油警告ランプが点灯するタイミングもしくは、航続可能距離が非表示になるタイミングで満タン給油しているため、走行距離に対しての給油回数は必要最小限なのですが、走行距離が約12,000kmに対して、今回紹介する給油記録含めると「通算16回目」となります。
つまり、1回あたり満タン給油しての走行距離が約750kmという計算になるため、V6ツインターボエンジンを搭載するスポーツカーでこれだけ走ることができたら十分すぎる内容。
私自身も、そこまで燃費を意識して走らせているわけではないのですが、周りの流れに合わせて優雅に走らせているだけで「えっ、今って区間平均燃費15km/L超えてるの?」という例も珍しくなく、満タン給油してからの航続可能距離の減り方が、実際の走行距離よりも少ないことも珍しくないんですね。
航続可能距離の減りよりも、実際の走行距離の方が大きくなることも珍しくない
ちょっと順序は異なりますが、こちらが今回の通算16回目となる満タン給油後に約125km走らせての区間平均燃費。
主に無料高速区間を走らせての燃費性能になりますが、それでも「15.0km/L」の区間平均燃費で、満タン給油後の航続距離は797kmながらも、実際に走らせた距離は125kmのため、約40kmもの乖離があることが確認できますね。
ちなみに、私が他に所有するレクサスIS500 F SPORT Performanceや、以前所有していたホンダ・シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)だと、無料高速区間メインでも12.0km/L~15.0km/Lがほとんどでしたが、燃費と無給油での航続距離を考えると、最も走れるのはRZ34ということに。
※RZ34の燃料タンク容量は62L、IS500 F SPORT Performanceは66L、FL5は47L
今後もツーリングや長距離移動などで頻繁的に活用するであろうRZ34。
優雅で紳士的に走らせることを楽しみつつ、まだまだ私の知らないRZ34の新たな顔があると思いますが、色んな発見があればご紹介できればと思います。