ここまで乗りまくる理由は?ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)の走行距離の伸びがヤバイ!今度は往復600kmのロングドライブへ
気が付けば私のフリードの2025年4月の走行距離は「2,000km以上」も走らせていた
2024年6月に私に納車されて、もうすぐ10か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
本モデルの走行距離も17,000kmに到達し、気が付けば2025年4月の走行距離も2,000kmを突破。
この後も往復500kmほどの長距離移動が控えているため、おそらく4月は2,500km以上走らせるのではないかと予想されますが、ここまでフリードを頻繁的に活用するのは予想外でした。
複数台存在する愛車のなかで、どうしてここまでフリードを頻繁的に活用するのか?そして、往復600kmほどの長距離移動では、どの程度の燃費性能だったのかチェックしていきましょう。
狭い街中や住宅街でもスムーズに走れるコンパクトさ
まず、フリードに頻繁的に乗りたくなる最大の理由が「コンパクトさ」。
私が所有するフリード e:HEV CROSSTARは、AIRの5ナンバーサイズに比べると、フロント・リアフェンダーモールを設けている関係で全幅が1,700mmを超えてしまう3ナンバーサイズではあるものの、いざ運転してみると3ナンバーミニバンとは思えない程のコンパクトさ。
フリードは「ミニバン」のカテゴリーでありながら、コーナリングやハンドリング性能も高い
そして「ミニバン」というカテゴリーだと、どうしても重心位置の高い車で、ハンドリングもそこまで高くない?というイメージを持ってしまいがちですが、フリードの場合はアジャイルハンドリングアシストを備えている関係で、ハンドリングやコーナリング性能は高め。
この点はやっぱり「走り・エンジンのホンダ」といわれる所以で、以前に私が所有していた現行ステップワゴン e:HEV スパーダ・プレミアムライン(New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)も、トヨタ・ヴォクシーや日産セレナ e-POWER LUXIONに比べてハンドリングやコーナリング性能は高かったので、「フリードでも期待を裏切らなかった」というのが素直な感想です。
サイズ感が掴みやすく、取り回しもやっぱりラク
加えて、フリードを普段から沢山乗っている理由としては、運転席からの見晴らしの良さや、運転席側・助手席側のフロントタイヤの接地感が分かりやすいというのもあるとは思いますが、狭い街中や住宅街でも、特に車幅を気にして走行する必要がないため、運転時のストレスがほとんど感じられないんですね。
土地勘のない街中はもちろんですが、閉鎖的で圧迫感の感じる屋内の狭い有料駐車場でも、一発で駐車できるだけのゆとりのある短さと幅感ですし、あとは有料駐車場に進入するときの大きな段差も気にせずスムーズに乗り上げることができるのも魅力だと思います。
フリードのテールゲートは少々大きすぎる
ただその一方で、フリードの「もう少し、ここの使い勝手が良くなるとなぁ…」と思う部分が、リアテールゲートの長さ。
先程の通り、狭い有料駐車場では、運転席・助手席の乗降り性は問題なく、後席もスライドドアなので隣のドアパンチの心配はほとんどないものの、一方でバックドア(テールゲート)の面積が大きいために、後方の壁との距離が近いと開け切ることができず、途中で止めて荷物を取り出さないといけないのが難点。
このクラスの車に求めることではないかもしれないですが、ドアの開度を調整できたり、日産セレナ (Nissan Serena)のように、ハッチガラス部分が開け閉めできるようなデュアルバックドアがあると、より使い勝手や満足度も向上するのではないかと思っています。
おそらくフリードクラスにもなると、リアテールゲートは電動化しないでしょうから、電動化しないことを武器にしてデュアルバックドア化すれば、競合モデルのトヨタ・シエンタ (Toyota Sienta)とも差別化できますし、利便性も大幅に向上するのではないかと予想しています。