フルモデルチェンジ版・レクサス新型ESが世界初公開！HEVとBEVの全4グレード構成で、クリーンな顔つきに…ナビがとんでもなく巨大化でヤバイことに！
遂に新型ESが世界初公開！とんでもないデザインに仕上がったな…
2025年4月23日より中国にて開催の上海モーターショー2025にて、フルモデルチェンジ版・レクサス新型ESが世界初公開されました。
今回発表された新型ESは、日本でも2026年春頃より発売予定とのことですが、これまでレクサスがラインナップされてきた技術や内装のデザインの予想を大きく上回る内容になっています。
現時点ではプロトタイプモデルではあるものの、おそらくは市販モデルもそのままに近いデザインが採用されるのではないかと予想されます。
今回は速報版という形で、簡単な内外装デザインをチェックしていきましょう。
次世代ピュアEVコンセプトのLF-ZCから着想を得たデザイン
こちらが今回、世界初公開された新型ESのエクステリアデザイン。
レクサスとしては初めてとなるピュアEVセダン第一弾となるわけですが、実は100％電気自動車だけでなく、実はハイブリッドモデルもラインナップされることが決定。
具体的なグレード構成としては以下の通りとなっています。
■ES300h[2WD／AWD]
・排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン＋デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド
・システム総出力：197.1ps
・0-100km/hの加速時間：9.4秒
・タイヤサイズ：235/60R18インチ or 235/55R19インチ
・車体重量：1,785kg～1,840kg■ES300h[2WD／AWD]
・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン＋デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド
・システム総出力：201.2ps
・0-100km/hの加速時間：8.3～8.5秒
・タイヤサイズ：235/55R19インチ
・車体重量：1,785kg～1,840kg■ES300h[2WD／AWD]
・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン＋デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド
・システム総出力：247.4ps
・0-100km/hの加速時間：7.8～8.0
・タイヤサイズ：235/55R19インチ
・車体重量：1,820kg～1,935kg■ES350e[2WD]
・電気モーター＆バッテリーシステムのBEV
・システム総出力：224.3ps
・0-100km/hの加速時間：8.9秒
・航続可能距離：約685km
・タイヤサイズ：235/55R19インチ or 235/45R21インチ
・車体重量：2,105kg～2,185kg■ES500e[AWD]
・電気モーター＆バッテリーシステムのBEV
・システム総出力：342.6ps
・0-100km/hの加速時間：5.9秒
・航続可能距離：約610km
・タイヤサイズ：235/55R19インチ or 235/45R21インチ
・車体重量：2,205kg～2,285kg
以上の通りとなります。
見た目については、HEVとBEVに僅かな違いあり
そして今回の新型ESの特長としては以下の通りとなりますが、見ための印象としては、ハイブリッドモデルであってもピュアEVであっても大きな違いは無しといったところでしょうか。
★機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求
・ESらしさの深化とマルチパスウェイを両立させる、新しいセダンプロポーション
・空力性能を追求し、走りの良さを想起させるダイナミックなフォルム
・シンプル、クリーンで、開放感と見晴らしの良い室内空間を提供
ちなみにこちらが、ES350hのフロントマスク。
先程のES350eのフロントマスクと比較すると、こちらはフロントバンパーに水平基調の切り欠きが入っているのが確認できますね。
LM500hをイメージさせるアグレッシブなヘッドライト
ヘッドライト意匠はこんな感じ。
互い違いのL字型LEDライトが設けられ、そのデザインはLM500hを彷彿とさせるものがありますね。
なおヘッドライトは単眼タイプとなっていますが、その内側にはブレードスキャン式のアダプティブハイビームシステムが採用されるのではないかと予想されます。
全長はLX600よりも長い！とんでもなくデカくなったES
こちらはサイドビュー。
これまでのESの王道セダンではなく、どちらかというとトヨタ・クラウンセダンのようなファストバッククーペといったイメージでしょうか。
なおボディサイズは、全長5,140mm×全幅1,920mm×全高1,555mm～1,560mm、ホイールベース2,950mmと、LX600の全長5,100よりも長く、全体的にかなり大きくなりましたね(現行比で全長＋165mm／全幅＋55mm／全高＋110～115mm、ホイールベース＋80mm)。
レクサスとしては初の”LEXUS”が光るエンブレムに
こちらはリアデザイン。
やはりティーザー動画にあった通り、リアテールランプはセンター直結式の一文字を採用しつつ、”LEXUS”はLED点灯するギミック方式に。
そしてリアウィンカーは、LC同様にリアロアバンパー部分が点滅するようなL字型を採用していますね。
新開発のTNGA-Kプラットフォームを採用
続いて、走りやプラットフォームについてですが、プラットフォームは新たに開発したTNGAプラットフォーム(GA-K)により、ハイブリッド(HEV)とBEVの多様な電動車の選択肢を顧客に提供することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献。
他にも、さまざまな最新技術を積極的に採用し全面刷新することで、これまでのレクサスのセダンにはない新しい体験を造り上げていくとのこと。
なお足回りのサスペンションに関してはは、フロントにマクファーソンストラット式サスペンションを採用し、リヤには、路面への駆動力の確実な伝達とスムーズな車両姿勢変化の両立に寄与するマルチリンク式サスペンションをES として初採用。
サスペンションアームのブッシュ特性を改良し、より上質な乗り心地を実現していて、またDynamic Rear Steering(DRS)を搭載することで、車速に応じて後輪を前輪と逆相／同相に最大4 度転舵させることで、低速域ではコーナリング時の優れた回頭性や取り回しの良さを、高速域では高い車両安定性を実現しています。
★静粛性と乗り心地の継承と、走りの深化
・専用開発したプラットフォームと徹底した体幹強化による、上質な乗り心地の実現
・パワートレーンラインアップを刷新し、電動化による新たなドライビング体験を提供
・ドライバーの意図に忠実な走りを支える電子制御技術