完全リークされたマイナーチェンジ版・スズキ新型アルトの気になるポイント!「なぜフロントアッパーグリルが追加された?」「次期アルトワークスへの伏線も?」
マイナーチェンジ版・新型アルトの気になるポイントをチェック
前回のブログにて、マイナーチェンジ版・スズキ新型アルト (Suzuki New ALTO)の内外装デザインが完全リークされ、おまけにティーザーパンフレットも公開されてグレード別主要装備も明らかになりました。
当ブログでは、そんなマイナーチェンジモデルの内外装デザイン及び、具体的な改良・変更内容などを紹介してきましたが、今回はマイチェン後のデザインの変更理由について考えていきたいと思います。
特にフロントマスクの変更やリアスポイラーの追加については、「あのモデルが復活するための伏線なのでは?」と思ったりもしています。
フロントマスクを変更した理由は、ドライビングサポートのアップデートが理由?

まず、今回のマイナーチェンジで一番の変化がフロントマスク。
※画像はX(旧Twitter) ID:@spsp1124s様より引用
現行モデルではフロントアッパーグリルが設けられませんでしたが、遂にマイナーチェンジではアッパーグリルが設けられたことで、二つの水平基調のグリルが採用に。
これはあくまでも個人的な予想ですが、今回フロントアッパーグリルを設けた理由としては、ドライビングサポートのSuzuki Safety Supportがアップデートされ、デュアルセンサーブレーキサポートⅡが採用されたからでは?と推測。
アッパーグリルは、AグレードやLグレードにも設定

つまり、現行アルトに採用されているデュアルカメラサポートから、ミリ波レーダータイプのセンサーに変更することにより、このセンサーを収めるために”敢えて”グリルを追加したのでは?と考えるのも納得できるところ(新しく設けられたグリルにセンサーらしきものが確認できますし…)。
ちなみにこのフロントアッパーグリルですが、上位グレードHYBRID Xだけでなく、エントリーグレードLや、受注生産型のAグレードにも設定されており、おまけに全グレードにおいてデュアルセンサーブレーキサポートⅡが義務化されて標準装備されているので、必然的にアッパーグリルが採用されています。
アッパーグリルにはメッキ調加飾が施されるものと、そうでないものも

唯一異なるといえば、AグレードとLグレードではフロントアッパーグリル周りにU字型のメッキ調の加飾が施されず、HYBRID SとHYBRID Xには高級感をもたらすためにメッキ調加飾が施されていることぐらい。
この加飾の有無に加えて、足もとのアルミホイール意匠の違いでグレードの違いを見分けることになりそうですが、これだけ予防安全装備がアップデートされたのであれば、営業車としてはAグレードもしくはLグレードでも十分すぎる内容かもしれません。
フロントアッパーグリルが設けられることで、ナゼか期待してしまう次期アルトワークス

そして、こちらも忘れてはいけないのが次期アルトワークス。
今回のフロントアッパーグリル採用の明確な背景については不明ですが、やはり期待してしまうのがハイパフォーマンスモデルの次期アルトワークス復活。
残念ながらアルトワークス復活とまではなりませんでしたが、アッパーグリルを設けることでエンジン冷却機能が向上 → アルトワークス復活の伏線か?と期待した方も少なくはないはず。
いつかは特別仕様車もしくは台数限定で登場するかもしれない…と淡い期待を寄せながらも、徐々にハイパフォーマンスモデルへとつなげるために、フロントバンパーの変更やリアスポイラーを追加するなど、さりげない変更を加えているのでは?と考えてしまいますが果たして。

あとは、社外ボディキットや社外アルミホイールなどを手掛けるアフターパーツメーカーが、今回のマイチェン版アルトを活用して「アルトワークス風」のコンプリートカーをカスタマイズする可能性も高そう。
残念ながら、今回のマイナーチェンジでMTモデルは採用されず、全グレードCVTのみの設定になっていますが、何れスズキには5速MTもしくは6速MTのスポーツモデルを展開してほしいところですね。