こんなことがあった。トヨタ・クラウンと日産シーマの改造車が右折専用レーンから無理やり追越しする悪質な違反運転に遭遇。その後の運転も危険極まりない…
車通りの少ない夜間時に堂々と違反運転を繰り返す改造車たち
ゴールデンウィーク最終日、普段使いしているホンダ新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)にて移動中、とある改造車が目の前で堂々と違反行為。
その行為というのが、信号待ちの交差点にて、右左折専用レーンと直進専用レーンがあるなか、とある改造車が右折専用レーンから無理やり追越しを仕掛け、危うく事故になりそうになっているんですね。
こうした右折専用レーンからの無理やりな追越しは、車通りが少ない夜間時に行われることが多く、過去にもその瞬間を何度も目撃しているため、決して珍しい行為ではなく日常的に行われている行為なのかもしれませんね。
1車線から右折専用レーンへと勢いよく移動するトヨタ・クラウン
時刻は22時半ごろでしょうか。
片側1車線の公道を走行中、交差点手前で右左折専用レーンと直進専用レーンの3車線に分けられたところで、後続を走っていたトヨタ・クラウンアスリートが右折専用レーンへと移動。
足もとには大口径のアルミホイールが装着され、車高は大きくローダウンされた改造車なわけですが、見るからに動きが怪しそう。
なぜか「改造車/字光式ナンバー/ナンバー”・・・1”」という組み合わせを見ると、あまり近づいてはいけない奴…というイメージがあるわけですが、これら三拍子が揃ったクラウンの動きが、案の定後ほど違反運転につながるわけで…
交差点手前でブレーキしながら減速しているクラウンですが、明らかにブレーキの制動力が弱く、停止線を大幅に超えそうな勢い。
画像では少し分かりづらいですが、クラウンが左ウィンカーを2回ほど点滅させています。
軽自動車の後方に進入するには遅すぎるアクションですし、軽自動車の前にはもう一台の車が停車しています。
停止線を越えて交差点内へ…そのまま直進専用レーンへと無理やり進入
すると、信号は未だ赤信号のままですが、クラウンはそのまま停止線を越え、少しずつ直進専用レーンへと移動していきます。
おそらくは先頭に入ろうとしているのだと思いますが、ここから更に危険なことが起こります。
まさかの後続にいた日産シーマも同じ違反行為
実はクラウンの後続には、「22-22」ナンバーの日産シーマと思われる改造車も同様に右折専用レーンに移動し、同様に左ウィンカーを点滅させて無理やり直進専用レーンへ移動しようとしているんですね。
ちなみに、右折専用レーンから追い越しの際は、一般的に「通行区分違反」となります。
右折専用レーンは、右折するためのレーンであり、直進や追い越しのために利用することは禁止されています。
なお、通行区分違反の罰則は「違反点数1点、反則金5,000円」となっています。