まさかのランクルEV?トヨタがサプライズにて新型bZウッドランドを世界初公開!bZのオフロード版として2026年初め頃に発売予定…日本でも発売予定か
まさか新型bZ → 新型C-HRに続き、bZウッドランドも発表されるとは…
トヨタのアメリカ法人は2025年5月14日、e-TNGAプラットフォームを採用したピュアEVクロスオーバーとなる新型bZと、同じピュアEVモデルとして3年ぶりに復活した新型C-HRを発表し大きな注目を集めました。
bZ4Xの改称及びビッグマイナーチェンジ版として、新型bZが既に発表されているため「もうこれ以上のピュアEVクロスオーバーは発表されないだろう…」と思っていましたが、トヨタUSAは更にもう一台のピュアEVクロスオーバー&アウトドア志向となる新型bZウッドランド (Toyota New bZ Woodland)を発表しました。
まさか2日続けてbZ → C-HR → bZ Woodlandと、同セグメントのピュアEVクロスオーバーを発表してくるとは、私たちが全く予想していなかったトヨタらしいサプライズではないかと思います。
その雰囲気はランクルEV?新型bZウッドランドってどんなモデルなの?
こちらが今回、トヨタUSAより公式発表された新型bZウッドランドのエクステリア。
その見た目はアウトドアチックな印象で、既に発表されているbZがフロント・リアフェンダーモールが同色でしたが、こちらのウッドランドは無塗装ブラックの樹脂モールに仕上げられ、上手く差別化されているのがわかりますね。
基本的な顔つきはbZと共通ですが、アウトドア志向・オフロード志向と謳われるだけでランクルEVっぽくも見えますし、トヨタの抜かりない豊富なラインナップと資金力の高さに圧倒されるばかりです。
実はスバル新型トレイルシーカーの姉妹車となるbZウッドランド
ちなみに今回発表されたbZウッドランドは、厳密にはランクルEVではなく、スバルが既に発表しているピュアEVクロスオーバーの新型トレイルシーカー (Subaru New Trailseeker)とプラットフォームやバッテリー、電気モーターを共有する姉妹車なんですね。
多くの方が既に忘れていたであろうトレイルシーカー。
実はこのモデルの姉妹車を、トヨタは今日まで隠していたわけですね。
bZウッドランドのエクステリアをチェック
トヨタUSA曰く、bZウッドランドは2026年初め頃に発売予定とのことで、今回はデザインの先行公開のみとなっていますが、具体的なボディサイズや電動パワートレインなどの詳細も公開しています。
なおエクステリアに関しては、bZ同様にハンマーヘッドを採用し、センター直結式の一文字LEDデイライトと独立式のLEDヘッドライトを搭載し、フロントグリルレスでクリーン且つシンプルな顔つきを採用。
続いてボディサイズは、全長4,830mm×全幅1,860mm×1,620mm、ホイールベース2,850mm、最低地上高211mmと、ハリアー/RAV4相当のサイズ感で、既に発表されている新型bZに比べて全長は約152mm延伸され、全高も約25mm高くなっています。
更にトップルーフも見ていくと、アウトドア志向のモデルに適しているルーフレールが装着され、メーカーオプションとして18インチのオールテレインタイヤを装着することが可能です。
テールランプはトレイルシーカーと同じく一文字
こちらはリアクォータービュー。
従来のbZとは異なり、テールランプはトレイルシーカーと同じセンター直結式となる一文字が採用され、その直下には”TOYOTA”のレタリングバッジではなく、トヨタの”CI”マークエンブレムを貼付。
エンブレムのサイズ感は、クラウンスポーツをイメージさせるような極小サイズなわけですが、なぜ極小サイズのエンブレムに拘るのかは不明。