マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスのマニアックポイント!全長が短くなるも車体重量は変化無し、但し燃費性能に変化有りという不思議
個人的に気になっていた新型カローラクロスの変化点をチェック
2025年5月23日に発表・発売された、トヨタのマイナーチェンジ版・新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。
今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクとヘッドライト意匠の刷新により、フロントグリルはボディ同色、アダプティブハイビームシステム[AHB]の採用、そして日本初のシグナル・ロード・プロジェクション[SRP]が採用されました。
こうした様々な機能が採用される一方で、マイナーチェンジのタイミングで一部スペックにも変化があるのかが気になるところで、今回は主要諸元を確認しつつ、マイチェン前から変化したポイントがあるのか確認・比較していきたいと思います。
カローラクロスの燃費性能はマイチェンで変化した?GR SPORTの燃費性能は?
,
まず注目したいのが、カローラクロスの燃費性能の変化について。
今回のマイナーチェンジでは、排気量1.8L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)は変らないものの(ガソリンモデルは廃止)、フロントバンパーデザインなどの刷新により、全長が4,490mm → 4,455mmと、35mmも短くなっているんですね。
これにより車体重量の変化はあるのかが気になるところだと思いますが、実は全グレードともに(以下の通り)車体重量は一切変化していないんですね。
参考までに、今回新たに追加されたGR SPORTの車体重量は2.0L HEV[E-Fourのみ]なの1,500kgとなっています。
●HEV G:
[2WD]1,370kg
[E-Four]1,470kg●HEV S:
[2WD]1,370kg
[E-Four]1,470kg●HEV Z:
[2WD]1,400kg
[E-Four]1,490kg
このことから、「パワトレもそのままだし、燃費性能は変っていないのでは?」と考えるのが自然なのですが、よ~く見てみると「E-Fourのみ若干変化している」ことが確認できます。
| HEV Z | HEV S | HEV G | |
| WLTCモード平均燃費 | [2WD]26.4km/L → 26.4km/L | ||
| [E-Four]24.5km/L → 24.6km/L | |||
| WLTC市街地モード燃費 | [2WD]26.1km/L → 26.1km/L | ||
| [E-Four]23.6km/L → 23.1km/L | |||
| WLTC郊外モード燃費 | [2WD]28.7km/L → 28.7km/L | ||
| [E-Four]26.4km/L → 26.8km/L | |||
| WLTC高速道路モード燃費 | [2WD]25.2km/L → 25.2km/L | ||
| [E-Four]23.8km/L → 23.9km/L | |||
以上の通りとなります。
カローラクロス GR SPORTとプリウス 2.0L HEVの燃費を比較してみる

続いて、2.0L HEV[E-Four]をラインナップするカローラクロス GR SPORTですが、本モデルの燃費性能に加え、他に同パワートレインを搭載するプリウスHEV Z[E-Four]と比較してみると以下の通り。
| カローラクロス 2.0L HEV GR SPORT[E-Four] |
プリウス 2.0L HEV Z[E-Four] |
|
| WLTCモード平均燃費 | 23.3km/L | 26.7km/L |
| WLTC市街地モード燃費 | 22.0km/L | 23.4km/L |
| WLTC郊外モード燃費 | 24.5km/L | 29.3km/L |
| WLTC高速道路モード燃費 | 23.1km/L | 26.8km/L |
以上の通りとなります。
こうして比較してみると、改めてプリウスの空力に特化した流麗ボディも影響して燃費性能が向上しているのだと思われますが、一方でSUV系は「燃費が良くない」というイメージも更につくなっているように感じられます。
レクサスでも採用されていないSNOW EXTRAモード

続いて、今回のマイナーチェンジでトヨタ初採用となるスノーエクストラ(SNOW EXTRA)モードについて。
実はこの機能、レクサスでも採用されていない新機能で、四輪駆動[E-Four]モデルのみに標準装備されています。
効果としては、雪道走行に安定性をもたらすもので、ドライブモードセレクトで「SNOW EXTRA」を選択すると、外気温や路面状態から走行環境を寒冷地と判断した場合に走行シーンに応じた駆動力を後輪へ配分。

雪路でのさらなる走行安定性に貢献し、またアクセル開度に応じた減速トルクを後輪にも配分することにより、アクセルによる車両コントロール性の最適化を図るとのことですが、レクサスが既に採用しているDIRECT4とどのような変化があるのかが気になるところですね。
2ページ目:新開発のシグナル・ロード・プロジェクション[SRP]の投影サイズがイマイチ?情弱ツールともいえる盗難防止グッズ等
