マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスの実車＆インテリアをチェック！刷新されたシフト周りのピアノブラックが指紋だらけで汚かった件
元オーナーから見ても、マイチェン版カローラクロスは総じて商品力の高いモデルだと思う
2025年5月23日に発表・発売された、トヨタのマイナーチェンジ版・新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。
前回のブログでは、実際に展示されたカローラクロス HEV Z[2WD]で、新色マッドバスのエクステリアを中心に見ていきました。
https://creative311.com/?p=166199今回は、インテリアを中心としたインプレッション記事を公開していくと共に、ちょっと気になるポイントもありましたのでチェックしていきたいと思います。
改めて、カローラクロス HEV Z[2WD]×マッドバスの実車をチェックしていこう
改めてマイナーチェンジ版・新型カローラクロスのエクステリアを見ていきましょう。
スタイリッシュなLEDヘッドライトとボディ同色グリルとの相性が良く、「今回も爆売れ確定なんだろうなぁ」と思わせるほどの商品力。
新色マッドバス特有のアウトドアチックな雰囲気に加え、最近だとカーキカラーやベージュカラーなど、いわゆるアースカラーが注目されていることもあり、カローラクロスの見た目にもバッチリ。
もしかすると、フルモデルチェンジ版・新型RAV4にもマッドバスが採用される可能性が高そうですが、プラチナホワイトパールマイカやブラックマイカで溢れるであろう街中において、大きく差別化できるところがイメージカラーだったり、特殊なボディカラーだったりするので、仮に私が購入するとしたらマッドバスを選択したいところです。
カローラクロスのインテリアはシンプルだが、実はアルファード／ヴェルファイアよりも優れているところも？
ここからはインテリアを見ていきましょう。
HEV Zグレードなので、シートは本革のパンチング穴付き、そして運転席のシート調整は電動パワータイプになるわけですが、前後スライド＆リクライニングと上下リフター、そしてランバーサポートが設けられた8way式の豪華仕様。
ちなみに、フラッグシップミニバンとなるアルファード (New ALPHARD, 40系)／ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)では、運転席にランバーサポートが設けられていないため、シートポジションの決めやすさはカローラクロスの方が優れています。
実際にシートに座っていくと、本革シートといっても合成皮革に近いカタさとツルツルとした滑りがあったため、ファブリックやスエード、アルカンターラとは異なり、シートホールド感としては少々弱めな印象を受けました。
今では本革巻きステアリングホイールや12.3インチフル液晶も当たり前に
こちらはメーター周り。
本革巻きステアリングホイールに加え、ステアリング上の多機能スイッチは特に大きな変化は無し(GR SPORTではないので、パドルシフトも無し)。
メーターに関しては、カローラクロスが初めて一部改良の際に採用した12.3インチフル液晶メーターを標準装備。
カローラクロスはパッケージングも充実している
こちらはディスプレイオーディオ。
HEV Zグレードでは、10.5インチディスプレイオーディオPLUSが標準装備になり、更にETC2.0車載器やドライブレコーダー(前後)も標準装備になったため、いわゆるパッケージングというい面ではお得。
ディスプレイオーディオの直下には、物理スイッチ＆ダイヤルスイッチ式のエアコン操作系が設けられているのですが、マイナーチェンジのタイミング？にて、左右のダイヤル上にある物理スイッチの「SYNC」と「AUTO」の表面が、ピアノブラック超ではなくシンプルなブラックの樹脂に変更されているのはグッド。
ピアノブラック調だと、どうしても指紋や傷が目立ってしまって見てくれが悪いので、個人的には無塗装ブラックの樹脂の方が「ピアノブラック調に比べて」目立たないので、変に高級感を持たせてバランスが悪くなるよりもよっぽど素直で好印象だと思います。