レクサスがIS500 F SPORT Performance最後の特別仕様車クライマックスエディションを2025年6月19日に発売!限定先着500台のみ…更にIS500とIS300が終売へ

レクサスが実質販売を継続するのはIS300hのみ

レクサスのエントリーコンパクトスポーツセダンとしてラインナップしているIS。

日本向けに関しては、既にIS350 F SPORTとIS300h[AWD]が販売終了し、唯一販売が継続されているのがIS300[2WD]とIS300h[2WD]、そしてIS500 F SPORT Performance[2WD]の3グレードのみとなります。

そして今回、2025年モデルとしてISに一部改良が加えられ、IS300[2WD]とIS500 F SPORT Perfromance[2WD]が終売するとのことで、実質ISとして販売が継続されるのはIS300h[2WD]のみとなります。

更にハイパフォーマンスモデルとなるIS500 F SPORT Performanceをベースに、日本限定500台のみとなる特別仕様車クライマックスエディション (Climax Edition)が新しく発売される予定です。

発表・発売時期は2025年6月19日を予定していますが、メーカー抽選ではなく先着順での販売となるため、「最後のIS500」と考えたら即完売するのではないかと予想されます。


IS500 F SPORT Performanceの終売・有終の美に相応しい特別モデル

今回、レクサスが日本向けに販売するIS500 F SPORT Performance クライマックスエディションは、その名の通りIS500終売を意味する最後のモデルとなります。

ちなみに、クライマックスエディションの特別装備の内容としては、以下の通り既にレクサスUSAにて発表済みとなるアルティメイトエディション (Ultimate Edition)とほぼ同じで、ボディカラーはF SPORT専用「ホワイトノーヴァガラスフレーク」に加え、特別仕様車専用の「ニュートリノグレー」を予定しています。

【(2025年)特別仕様車IS500 F SPORT Performance クライマックスエディションの特別装備一覧】

★モデルベースはIS500 F SPORT Performance

★パワートレインは、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジン(最高出力481ps/最大トルク535Nm)

★フロントにブレンボ製対向6ピストンアルミキャリパー&高摩擦ブレーキパッド、そして380mm径ピラーフィンベンチレーテッドディスクブレーキを装備

★特別仕様車専用レッドブレーキキャリパー

★BBS製19インチ鍛造アルミホイール

★特別仕様車専用ボディカラー「ニュートリノグレー(アメリカ名:Wind)」を新設定

★インテリアはウルトラスエード×合成皮革のコンビシート

★シートカラーはブラック×フレアレッドのデュアルトーン

★LFAからインスパイアされた、ディンプルテクスチャーの本革があしらわれたステアリングホイールとシフトノブ

★フレアレッドのシートベルト

★クライマックスエディション専用のシリアルナンバー付プレート(センターコンソール、スカッフプレート)

★レッドカラーのレーザーエッチングが施されたアナログクロック

以上の通りとなります。

まさにIS Fの再来!RC Fと同じサイズのフロントブレーキを採用

今回の特別仕様車の注目ポイントは、やはりフロントの足回りかと思われますが、ブレーキディスクが356mm → 380mmへとサイズアップすることで、RC Fと同じサイズに設定してくるのは意外でしたね(ただしリアブレーキディスクのサイズアップは無し)。

つまりはIS500の特別仕様車のためだけに特別に設計されるわけですが(ある意味でIS Fの再来)、おまけにフロントブレーキもADVICS製からブレンボ (Brembo)製に変更されるわけですから、その分のコストアップも十分に考えられます。

あくまでも個人的な予想ですが、クライマックスエディションの車両本体価格は、First Editionよりも高額な950万円~になると予想しています

レクサスUSAが公開した特別仕様車同様、車高もローダウン?

そして、個人的にもう一つ気になっているのが、すでにレクサスUSAが先行で公開しているUltimate Editionのサイドビュー。

これが日本向けのクライマックスエディションに相当するわけですが、どう見ても純正のIS500 F SPORT Performanceに比べてローダウンしているんですね。

個人的には魅力的な車高の低さで、おそらくは日本の最低地上高をギリギリクリアする低さだとは思うものの、単純にティーザー画像&PR用として意図的に低く見せているだけなのかもしれませんが、仮にこの低さで登場したら魅力的だと思います。

ちなみにこちらが、スタンダードモデルのIS500 F SPORT Performanceのサイドビュー。

純正フルノーマルでも十分カッコ良く、マルチスポークアルミホイールとオレンジのブレーキキャリパーという組合せだけでも購入する価値はあったわけですが、ここから更に低くなると、ちょっとした段差でもフロントストレーキもしくはリップを擦ってしまいそうな低さになりそうですね。

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