遂に来た!フルモデルチェンジ版・マツダ新型CX-5と思わしきテストカーが日本の公道にて初スパイショット!薄っすらとフロントマスクも判明

毎回後回しの日本でも、ようやくテストカーがスパイショットされるということは、そろそろ発表も間近か?

2025年末のデビューが噂されている、マツダのフルモデルチェンジ版・新型CX-5。

既に欧州の公道では、幾度か開発車両がスパイショットされていて、フロント・リアテールランプの点灯ポイントや、フロント・リアウィンカーが”ボワッ”と点滅するようなディミングターンシグナルランプを採用することが確定的となっています。

こうしたなか、遂に日本の公道でも次期CX-5と思わしき開発車両がスパイショットされていますが、エクステリアの細部のデザインがどのように仕上げられているのか?可能な範囲でチェックしていきましょう。


横浜市の公道にて初スパイショットされた新型CX-5と思わしき開発車両

via:X(旧Twitter)

こちらが今回、神奈川県横浜市磯子区の屏風ヶ浦バイパス(びょうぶがうら ばいぱす)にてスパイショットされた新型CX-5と思わしき開発車両。
※X ID:@SH4T3N様より引用

ボディ全体には、カモフラージュラッピングによって擬装されているものの、特徴的なL字型風のLEDテールランプに加え、リフレクター(反射板)は水平基調、そしてマフラーレイアウトが両側1本出しのデュアルエキゾーストパイプをインストールしていることから、概ね海外でスパイショットされている開発車両と同じ。

ブラインドスポットモニター[BSM]が点灯している瞬間も

via:X(旧Twitter)

現時点で、本モデルがどのようなグレードとなるのかまでは不明ながらも、上の画像の左側サイドミラーにオレンジカラーのブラインドスポットモニター[BSM]が表示されていることから、上位グレードである可能性は高そうですね。

ちなみにマツダは、次期CX-5のグレードやオプション(MOP)設定を大幅に絞り込むことを予告しており、具体的には仕様の組合せを約7割削減し、特にエントリーグレードの価格帯を抑えることにより、より手軽に購入できる選択肢を増やす方向で検討されています。

新型CX-5のグレード構成は3~4種類と控え目になるかも?

なお参考までに、2025年6月時点で日本向けとして販売されている現行CX-5のグレード構成は以下の通りとなりますが、ここから更にグレード構成が絞られるとなると、ガソリン/ディーゼルモデルともに3~4グレードのラインナップとなるかもしれませんね(トヨタのようにX/G/Zといったシンプルなグレード構成になるとユニークかも?)。

[ガソリンモデル]

■20i Selection[2WD/4WD]

■20S Black Selection[2WD/4WD]

■20S Field Journey[4WD]

■特別仕様車20S Retro Sports Edition[2WD/4WD]

■25S Sports Appearance[2WD/4WD]


[ディーゼルモデル]

■XDi Selection[2WD/4WD]

■XD Black Selection[2WD/4WD]

■XD Field Journey[4WD]

■特別仕様車XD Retro Sports Edition[2WD/4WD]

■XD Sports Appearance[2WD/4WD]

■XD Exclusive Mode[2WD/4WD]

今回の開発車両では、おそらく次世代パワートレインのSKYACTIV-Zをベースにしたテスト走行は行われていない可能性が高いですが、マツダの公式プレスリリースより、同エンジンは独自のハイブリッドシステムと組み合わせて2027年中に導入することも決定。

おそらく次期CX-5は(非ラージ商品群なので)採用されないと思いますが、SKYACTIV-Zの燃焼改善技術をラージ商品群の直列6気筒エンジンに展開するとのことで、ロータリーエンジンのエミッション開発にも活用することが明らかになっています。

何気に世界初?夜間時&ヘッドライト点灯時となる新型CX-5

via:X(旧Twitter)

ちなみにこちらは、サイドミラー越しでスパイショットされたフロントマスク。

少々分かりづらいですが、ヘッドライト意匠はこれまでのCX-60~CX-90にあるようなデザインではなく、どちらかというと創 (ARATA)コンセプトや長安マツダの新型EZ-60を彷彿とさせる釣り目タイプのヘッドライト意匠に近いイメージでしょうか。

2ページ目:海外でスパイショットされている新型CX-5のテストカーでは、ヘッドライト意匠は明確に確認できていない?