「反響多数!」「新型〇〇!」と煽り見出しで有名な「くるまのニュース」についてGeminiに質問してみた。「過剰な見出し」「うざい」等のネガティブな評価ばかりだった件
ここ最近の「くるまのニュース」に対する世間の評価がかなり厳しくなっている模様
国内の大手カーメディアが複数存在するなか、その中でも多くのアクセス数を集めるのが「くるまのニュース」。
月間アクセス数は数億PVを誇ることでも有名ですが、そんな「くるまのニュース」のここ最近の記事の見出しが過剰で、記事の中身があまりにも低レベルでマッチしておらず、SNSや掲示板でも批判の声が相次いでいます。

ちなみにこちらが、「くるまのニュース」のトップページになりますが、具体的にどういったところが問題視されているのか?
「全くユーザーファーストではなく、アクセス数やPV数を狙っただけの悪意ある記事」と批判されている理由について、チェックしていきたいと思います。
Googleで検索する際の第二検索&サジェストも中々に強烈だな…

まず、Google検索にて「くるまのニュース」について検索してみると、第二検索ワードやサジェストを見ていくと…
・うざい
・配信停止
・タイトル詐欺
・広告
といったキーワードが見受けられ、おそらく多くの方が「良い印象を持っていない」のかもしれません。

少し表現を変えて「くるまのにゅーす」で検索してみると、第二検索ワード&サジェストを見ていくと…
・釣り
・広告
・ひどい
・非表示
といったキーワードも見受けられます。
常々思うのですが、こうしたキーワードを検索することにより、ユーザーはどういった検索結果を期待し、どういったサイトへアクセスするのか気になるところですね(同じ考え・同じ思いをしているサイトや掲示板へのアクセスを望んでいる?)。

あとは、「車のニュース」で検索してみると、おそらくこの検索でも「くるまのニュース」へと誘導されるのだと思われ、結果的に第二検索ワードやサジェストを見ていくと…
・配信停止
・うざい
・広告 うざい
・嘘
といった辛口のキーワードが散見されますね。
「くるまのニュース」について、Geminiに質問してみた

そこで「くるまのニュース」について、次世代AIモデルとなるマルチモーダル(テキスト、画像、音声などを複合的に処理できる)機能を搭載するGemini (ジェミニ)に色々と質問してみることに。
「くるまのニュース」について、Geminiはどのように評価している?
まずは、「くるまのニュース」についてGeminiはどのように評価しているのか?を質問してみることに。
すると、以下のような回答が得られました。
[良い点]
・月間数億PVを誇る日本最大級の自動車メディアであり、多くの人に読まれています。
・幅広い自動車情報(新車、中古車、メンテナンスなど)を提供しています。
・運営元のメディア・ヴァーグは、様々なインターネットメディアを運営しており、コンテンツ制作力やユーザーへのリーチ力に強みがあるとされています。
[懸念点・批判的な意見]
・「釣りタイトル」や読者の誤解を招くような記事構成について、一部で批判的な意見が見られます。(例:「みんカラ」のブログ記事など)
・特に車好きのユーザーからは、記事の質や信頼性について疑問視する声が挙がることもあります
良い点としては、やはり運営元のメディア・ヴァーグという組織が運営していることもあり、ユーザーファーストというよりも、Yahoo!やGoogleといった巨大検索エンジンによってインデックスされた記事が拡散されるため(あとはGoogle Discoverでも、くるまのニュース直系、Yahoo!ニュース経由、carview!経由で何度も掲載される)、仮に質の低い記事や、単なる飛ばし記事、釣り記事であっても注目されることがストロングポイントなのかもしれません。
一方で、懸念点や批判的な意見を見ていくと、案の定「釣りタイトル」で読者に誤解を招くような記事が多く、新型でなくとも「新型●●」「新●●」と付けることでSEO対策及び検索上位にヒットするように仕向けたり、「斬新●●」「反響多数!」といった過剰な表現にすることで、アクセスを誘うなど、見出しと中身が全くリンクしていない内容も。
事故に関する記事は「アクセス狙い」の悪意に満ちた内容

特に高速道路や一般道での事故に関するニュースを報じる際、「車が大変なことに…」「凄い事故…」といった過剰な見出しを付けていて、あたかも記事内には事故した車両の画像を貼付しているのかと思いきや、何も画像を貼付しないなど、かなり悪質で公式としてはやってはいけない行為だと思うんですね。
具体的には、上の画像にある通り【「すごい事故…」館山道が一時「通行止め!」乗用車が単独事故で片側2車線とも封鎖「1週間で3回も…」木更津市内は渋滞発生中!?】という見出しに対して、実際に記事を開いてみると、渋滞の画像もなければ、単なるグーグルアースが公開している館山道の君津ICを公開しているだけ。
更に、リンク文書の「【画像】「えっ…」 これが「事故現場」です(28枚)」にアクセスしてみると、事故した現場の画像が公開されるのかと思いきや…

ただ単に渋滞もしくは通行止めになったネクスコ(NEXCO)のマップ画像を公開しているだけで、実際の事故の画像は一切掲載されていません。
まさにアクセス・PV数を増やすための悪意に満ちた手法といえるところ。
これが、いわゆる悪質な見出しや過剰な表現によるものなのですが、個人ブログでもない大手カーメディアがこのようなことを繰り返すのは流石に問題になりそうなところですし、GoogleやYahoo!の検索上位にヒットすることが「ユーザーあkら不快に思われる」のも無理ないのでは?とも思うんですね。
実は批判や炎上を狙って意図的にアクセス数を狙っている?

ただ、ここ最近の「くるまのニュース」を見ていると、「批判される」「炎上すること」を武器にアクセス数を稼ぐ魂胆が見え見えで、もはや記事の品質など二の次。
それこそ、Yahoo!やGoogleの拡散力を悪用したスパム記事にしか見られないわけですが、なぜこれらの巨大組織は、いつまでも放置しておくのかは疑問に思う所です。