米国向けフルモデルチェンジ版・日産の新型リーフ (ZE2)のグレード別主要装備が判明!まさかの「Ⅱ三(ニッサン)」テールランプは上位グレードのみという衝撃
相変らず日本向けの情報が遅すぎるな…アメリカ市場向けの新型リーフに関するグレード別主要装備が一足早く判明
2025年6月17日の21時、日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)が、遂に世界初公開されました。
アメリカ市場では2025年秋頃に発売される予定で、日本では同年10月に発表、同年12月に上位グレードとなる75kWhのバッテリーパックを搭載するB7グレードが先行発売され、その後遅れて53kWhのバッテリーパックを搭載するB5グレードが発売される予定です。
今回は、アメリカ市場向けのグレード別主要装備が日産USAの公式ニュースリリースより判明しましたので、まずはどのようなグレード構成となるのか?なども含めてチェックしていきましょう。
アメリカ市場向けは全4グレードがラインナップ予定
まずはアメリカ市場向け新型リーフのグレード構成をチェックしていきましょう。
元々ZE1型においては、SグレードとSV+グレードの2種類がラインナップされていましたが、ZE2型では更に2グレード追加され、以下の4グレードにて構成されるとのこと。
●Sグレード(53kWhバッテリー搭載)
●S+グレード(75kWhバッテリー搭載)
●SV+グレード(75kWhバッテリー搭載)
●Platinum+グレード(75kWhバッテリー搭載)
以上の通り、エントリーグレードSのみ53kWhバッテリーが搭載され、その後のS+グレードからは75kWhバッテリーが搭載されます。
ちなみに、53kWhバッテリーのシステム総出力が174hpを発揮し、75kWhバッテリーのシステム総出力が214hpを発揮するスペックとなっていて、どのグレードも全て前輪駆動[FWD]のみのラインナップとなっています。
新型リーズのグレード別主要装備をチェック!まずはエントリーグレードSから
ここからは、新型リーフのグレード別主要装備をチェックしていきましょう。
まずは、エントリーグレードSの主要装備からチェックしていきます。
[Sグレードの主要装備]
●53kWhのバッテリーパック搭載(システム総出力174hpを発揮)
●Nissan HDエンハンスドアラウンドビューモニター
●12.3インチナビゲーションディスプレイ
●12.3インチフル液晶メーターディスプレイ
●4スピーカー付きサウンドシステム
●Android Auto/ワイヤレスApple CarPlay
●フロントUSB Type-Cポート(2口、データ通信&充電専用)
●プロパイロット (ProPilot)アシスト
●インテリジェントキーシステム
●ブラインドスポットアシスト
●クロストラフィックアシスト
●エアロダイナミックカバー付き18インチスチールホイール+キャップカバー付き
●215/55R18インチのヨコハマ製アビッドGTタイヤ
●J1772ポートにV2L搭載
以上の通りとなります。
エントリーグレードでも12.3インチフル液晶メーター&12.3インチナビが標準装備されるのか…
まさかのエントリーグレードでも12.3インチフル液晶メーターと12.3インチのナビゲーションディスプレイが搭載されるとは…
そして足元のタイヤホイールについては、18インチながらもアルミホイールではなく、フルホイールキャップ付きのスチールホイール(別名:鉄チンホイール)が標準装備されるのも驚きでしたね。
S+グレードの主要装備
続いて、75kWhバッテリーパックを搭載するS+グレードの主要装備をチェックしていきましょう。
[S+グレードの主要装備]
●Sグレードの装備内容を追加
●75kWhのバッテリーパック搭載(システム総出力214hpを発揮)
●航続可能距離は488km以上を実現
以上の通りとなります。
実はSグレードとS+グレードで大きく異なるのはバッテリー容量のみで、それ以外の装備内容は基本的に同じなんですね(まさにグレード名の通りSプラスそのもの)。
しかも、S Plusグレードでも18インチスチール+フルホイールキャップ付きなので、S+グレードからはアルミホイールに変更してほしかったところですね。
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