トヨタ新型アルファード/ヴェルファイア等を対象としたフル液晶メーターのリコールが面倒?「マイチェン版カローラクロスがリコール対象」と誤ったYouTube動画も公開

フル液晶メーターのリコールは、モデルによって対応できる時期が異なるようだ

2025年7月16日、トヨタが新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)やレクサスLM500h/LBXなどの21車種・計646,376台を対象に、フル液晶メーター関連の大規模リコールを届け出しました。

不具合内容としては、コンビネーションメーターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、当該メーター稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化することがあるとのこと。

そのため、始動の際のメーター起動時にメーター画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

本リコールについて、私のアルファード・ガソリンZ[2WD]も対象になったわけですが、いつもお世話になっているトヨタディーラーより、リコール対応は2025年10月以降より実施予定との連絡をいただきました。


自身でのOTAアップデートではなく、ディーラーで整備を受けた上で「ディーラーでアップデート作業」する模様

今回の不具合について、国土交通省の公式プレスリリースでは、「全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正または当該メータを対策仕様のプログラムに修正した対策品に交換する。 なお、プログラム修正後にメータ画面が表示されなくなった場合は、メータを無償交換する。」といった内容のリコール対策を実施するとコメントしている一方…

国土交通省が添付資料として掲載している「改善箇所説明図」を見ていくと、識別項目には以下のように記載されています。

当該メータ交換または有線でのプログラム修正の場合、
GRヤリス、LS500、LS500h:改善済車両には車台番号のハイフン後2桁目の下に黄ペイントを塗布する。

上記以外の対象車:改善済車両には車台番号のハイフン後1桁目の下に黄ペイントを塗布する。

OTAでプログラム修正の場合、改善済車両はディスプレイオーディオに表示されるバージョンが下記(下線部)以上であることにより識別する。

GRヤリス:1003
カローラクロス/LS500/LS500h:1004
アルファード/ヴェルファイア/LM350h/LM500h:1007
GRカローラ:1020
センチュリー:1006
LBX:1005
上記以外のカローラ系:表示されるSCOMO IDの上2桁が22は1021, 23は1003
クラウン:表示されるSCOMO IDの9、10桁目が30は1019, 33は1005, 35または58は1004

上記の内容を見るに、ディーラーに持ち込まなくともOTAアップデートできそうな印象ではあるものの、実際にはそういうわけではないようです。

今回のリコールは、該当車両全てが一旦トヨタディーラーに入庫する必要があるようだ

なお、今回のリコールに関してトヨタディーラーの見解としては、「リコール該当車両に関しては、まずはディーラーにて持ち込み・入庫・チェックした上で、祖父ウェア更新のみとなるのか、対策品に交換するのかを決定する」とのこと。

しかも、自身でアップデート操作できるようなOTAではなく「トヨタディーラーにてアップデート作業を行う」とのことで、この点はリコール届出のプレスリリースと見解が異なるところ(それならばOTAアップデートに関する記載は、かえってややこしくなるのでは?とも思ったり…)。

アルファード/ヴェルファイアで優先されるのはPHEVモデル

ちなみに、今回のリコールの対象となっているアルファード/ヴェルファイアに関しては、ガソリンモデル/ハイブリッド(HEV)モデル/プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの3種類がラインナップされており、優先的に実施されるのはPHEVモデルで、その後にHEVモデルとガソリンモデルの順番になるとのこと。

特に改良前のガソリンモデルは、今回のリコール対応の優先度としては一番低いそうで、早くとも2025年10月以降より実施されるとのことです。

2ページ目:ビッグマイナーチェンジ版・新型カローラクロスもリコールの対象とのガセ情報がYouTubeにて公開?