2025年はホンダにとっても苦しい1年になる?値上げという名の”改悪”により主力モデルのステップワゴンやZR-Vは不調?シビックタイプR (FL5)の新情報は一切無し

(続き)ホンダの主力モデルは、マイナーチェンジや一部改良があっても受注好調なのか?

引き続き、2025年にマイナーチェンジや一部改良で僅かに商品力が向上しているホンダ車の受注状況などを見ていきましょう。

N-BOXはFMC直後に比べて売行きは落ちている

続いて、2023年10月に3代目(JF5/JF6)としてフルモデルチェンジを果たしたN-BOXについて見ていきましょう。

本モデルは、更なるシンプルなグレード構成のラインナップに加え、2024年9月にはアウトドア志向のN-BOX JOYを追加ラインナップ。

その後、2025年4月には初の一部改良により、装備内容の見直しと材料費+物流費+人件費の高騰による車両本体価格の値上げが実施されたわけですが、こうした車両本体価格の値上げが続いていることや、値上げに比例するような装備内容のアップデートが実施されていないことから、販売状況としては低空飛行が続いているようです。

そのため、販売店としては月あたりの販売台数登録を稼ぐ意味でも、各販売店が可能な限り見込み発注だったり、在庫車両を多く確保することで「あたかも多くのユーザーから支持されている」「毎月多くのユーザーが買っている」と思わせるような動きが増えているようです。

これは販売店によっては異なると思いますが、私がお世話になっているホンダディーラーでは、2025年はN-BOX CustomよりもN-BOXの方が売れているそうで、特に高速道路などを利用することなく、街中中心のシティコミューターとして活用する方にとっては、ターボ系は選択候補から除外されているとのこと。

しかも、他メーカーのように予防安全装備の一部(アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト等)が上位グレードにてメーカーオプション扱いだったり、標準装備されるのが定番でありながらも、ホンダの場合は全グレード標準装備なので、この点は上手く差別化されている一方で「車両本体価格が高くなる要因」の一つなのかもしれません。


シビックタイプR (FL5)はこのまま受注再開の予定は無し?

最後はシビックタイプR (FL5)。

2022年9月にFL5型としてフルモデルチェンジ版が発売されるも、2023年1月には受注停止。

その後も受注停止期間が続き、ようやく2025年1月には新グレードとなるレーシングブラックパッケージ (Racing Black Package)が追加されたわけですが、こちらも即受注停止となりました。

本モデルについては、今のところ受注再開の話は一切出ておらず、このまま2026年の騒音規制をクリアすることなく生産・販売終了するのではないかと予想されています。

1ページ目:ステップワゴンはAIR EXが追加されてもSPADAが最も売れている?ZR-Vは良くも悪くも波が無い?

ホンダ関連記事