ホンダ新型プレリュードに元シビックタイプR (FL5)オーナーが試乗!良くも悪くも「普通の車」と感じた理由とは

遂に新型プレリュードの試乗の時が来た

2025年9月4日に発表/同月5日に発売されたばかりとなる、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。

今回、遂に本モデルの試乗をさせていただくことになりました。

前回のブログでもお伝えした通り、試乗の際に注目したいポイントをいくつかピックアップしたわけですが、まず今回の試乗で得られたこととしては、良くも悪くも「普通の車だった」ということ。

これは様々な前情報を持ちつつ、元シビックタイプR (Civic Type R, FL5)オーナー目線で見た上での総合的な評価となるものの、あくまでも一つの意見として参考にしていただけますと幸いです。


試乗車として配備されたのは、イメージカラーのムーンリットホワイトパール

こちらが今回、ホンダディーラーにて試乗させていただいた新型プレリュード。

ボディカラーは、イメージカラーにもなっているムーンリットホワイトパールで、内装はブルー×ホワイトの2トーンカラー。

そして今回の試乗車は、何とホンダアクセス製のエアロパーツセットが装着されていて、ボディ同色のフロントロアスカートに、ボディ同色のフロントグリルモールディング、そしてテールゲートスポイラーが装着されています。

エアロパーツは控え目でナチュラル

エアロパーツ一式を装着した状態での見た目の印象としては、スマートでありながらもスポーティで、やはり実車で見るとカッコ良く思えるところ。

「カッコいい」にも様々な意味合いは込められていますが、今回私が思うプレリュードのカッコいいは、「そこまで派手さを求めず、若々しさよりも紳士淑女に見合ったようなエレガントさ」を優先させているイメージで、それもやはり日産フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)に近い方向性をイメージしているのかもしれません。

あと、フロントロアスカートを装着したことで、サイドウィングレットのようなアクセントとなり、ワイド&ローが更に強調されてクール。

こちらはリアクォータービュー。

テールゲートスポイラーも装着されながらも、ステー部分を最小限にすることでナチュラルさとスマートさ、そしてボディの流麗ラインに沿った一体感を演出。

この角度からでも、ヤンチャなカスタムというよりは、ちょっとだけ「遊び心を加えてみた」というイメージで、若者だけでなく中高年層でも装着したくなるようなパーツですし、良い意味で”普通”。

シート調整は手動、後席へのアプローチはどうだ?

試乗の前に、シートへの乗降り性とアプローチについても見ていきましょう。

今回の新型プレリュードでは、電動パワーシートではなく手動レバータイプを採用しています。

これは電動モーターを採用してしまうと、コストアップの要因になってしまったり、重量増加の問題、更にはメンテナンス性の問題などから採用しなかったのではないかと推測。

あともう一つは、後席への乗降りや荷物の出し入れ、更にはチャイルドシートを載せる際のアプローチの際、電動パワーシートだと前後スライドやリクライニングに時間がかかってしまうため、時間短縮及びユーザーにストレスがかからないための配慮だったのではないか?とも推測。

「シートベルトとシートベルガイド」が後席の乗降りの際に邪魔になる

ちなみにこちらが、フロントシートを前方に倒したときの後席へのアプローチ(敢えてシートは前方にスライドさせていない状態)。

シートバック部分にも、サテンメッキのようなレバーがあるかと思いますが、後席からでも前方に倒すことができるので便利ですね。

画像でもお分かりの通り、2ドアスポーツクーペの2+2シーターレイアウト”あるある”として、シートサイドのショルダー部分に、シートベルトを通すためのボタン付きガイドが設けられています。

後席への乗降りやチャイルドシートの出し入れなどをする場合、このシートベルトガイドのボタンを外す必要性があるため、この動作がちょっと面倒と感じてしまうかもしれませんね。

リアシートを倒すと、フロントシートと干渉して完全なリクライニングができない

続いて、こちらも個人的に注目していたのがフロントシートとリアシートの関係性。

具体的にどういうことかというと、ラゲッジスペースに大量の荷物を積みたいとき、リアシートも倒すと長尺の荷物も載せることができます。

しかしその一方で…

上の画像のように、左後席を前方に倒した状態で、助手席をリクライニングすると、シートバック部分が干渉してしまい、完全なリクライニングが出来なくなってしまうんですね。

しかも、上の画像は何も荷物を載せていない状態ですから、ゴルフバックだったり、旅行用バックなどの様々な荷物を沢山載せてしまうと、そもそもリクライニングすらできなくなってしまう可能性もあるので、確実なリクライニングを必要とされる方は、リアシートを起こした状態にした方が良いかもしれません。

2ページ目:新型プレリュードのフラッシュマウントドアハンドルは少々難あり?実際に試乗しての感想は?