こんな問合せがあった。「なぜトヨタ・ヴォクシーを1年半で売却したのか?」そこには競合ミニバンとの比較から見えた真実があった
なぜか今になって問合せの多かった「ヴォクシーの売却時期」について
2025年9月2日に発表/同月4日に発売された、トヨタのマイナーチェンジ版ノア (Toyota New Noah, 90系)/ヴォクシー (New Voxy)。
前回のブログにて、本モデルの具体的な改良内容やグレード別価格帯、見積もり内容、表立って公開された改良内容以外の詳細な変更内容を紹介していきました。
ただ、この情報以外にも多くの問合せを頂いていたのが、私が以前所有していた90系前期仕様のヴォクシー・ハイブリッドS-Z[2WD]を「なぜ1年半で売却したのか?」ということ。
これにはそれなりの理由があったため、改めてご紹介できればと思います。
初回車検が3年のため、その半分となる1年半でのリアルな維持費やリセールを算出したかった

早速、なぜ私がヴォクシー・ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]を1年半で売却したのか?について回答していきたいと思います。
理由としてはとても簡単で、初回車検が3年になるため、その期間の半分となる1年半所有、普段使いすることで、どれだけの維持費がかかり、売却した際のリーセル率はどれぐらいなのか?を検証したかったから。
検証したのはヴォクシーとステップワゴン、セレナ (C28)のミニバン御三家

もちろん、これはヴォクシーだけに限らず、他にもホンダ・ステップワゴン e:HEV スパーダ・プレミアムライン (Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)・3列7人乗り[2WD]や、日産セレナ e-POWER ルキシオン (Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)・3列7人乗り[2WD]も同時所有していたため、これら3車種を初回車検ギリギリまで所有することは中々に難しいことから、止む無く1年半という区切りで統一させていただきました。
なお参考までに、実際に三車種を所有してのイニシャルコストとランニングコスト、売却額(新車価格の何%なのか)、最終的な損益額をまとめたのが以下の通りとなります。
【トヨタ・ヴォクシーの購入額と総維持費、売却額一覧(10%税込み)】
➀購入額(乗り出し):5,062,460円
・車両本体価格は3,740,000円
・購入方法はキャッシュ一括(下取り等無し)
・2022年1月発売、同年2月納車②総維持費(ランニングコスト):526,833円
・点検費用
・ガソリン代(約9,000km走行)
・コーティング+洗車代
・任意保険代(1年半分)
・自動車税(2年分)
・駐車場代(1年半分)
・カスタム費用(トヨタ純正ディーラーオプション)③売却額:車両本体価格の約115%
・売却先は買取業者最終損益[③-(➀+②)]:100万円以上マイナス
【ホンダ・ステップワゴンの購入額と総維持費、売却額一覧(10%税込み)】
➀購入額(乗り出し):4,988,690円
・車両本体価格は3,846,700円
・購入方法はキャッシュ一括(下取り等無し)
・2022年5月に発売、同年6月納車②総維持費(ランニングコスト):588,163円
・点検費用
・ガソリン代(約9,000km走行)
・コーティング+洗車代
・任意保険代(1年半分)
・自動車税(1年分)
・駐車場代(1年半分)
・カスタム費用(ホンダ純正ディーラーオプション)
・スタッドレスタイヤの脱着費用(タイヤホイールは前所有のヴェゼルから流用)③売却額:車両本体価格の約101%
・売却先は買取業者最終損益[③-(➀+②)]:170万円以上マイナス
【日産・セレナ (C28)の購入額と総維持費、売却額一覧(10%税込み)】
➀購入額(乗り出し):5,614,200円
・車両本体価格は4,798,200円
・購入方法はキャッシュ一括(下取り等無し)
・2023年4月発売、同月納車②総維持費(ランニングコスト):565,167円
・点検費用(バッテリー交換込み)
・ガソリン代(約14,000km走行)
・コーティング+洗車代
・任意保険代(1年半分)
・自動車税(1年分)
・駐車場代(1年半分)③売却額:車両本体価格の約88%
・売却先は買取業者最終損益[③-(➀+②)]:200万円以上マイナス
以上の通りとなります。

おそらく、ミドルサイズミニバン御三家を全て所有し、グレードやオプション内容、ボディカラーなども全て揃えた上で、ここまで細かなデータをまとめた方は、他にいないのでは?と思いますが、それだけこの比較は、購入を検討されている方々に対して、意義のあるものだったと考えています。
