トヨタ・ランドクルーザー300・ディーゼルの納期目途が判明?受注停止中のガソリンGR SPORTの見積もりも取得可能に!2025年10月10日時点での最新工場出荷目途も更新

どうやらディーゼルのランクル300は早めにバックオーダーを解消できるらしい

2021年8月に発売されて4年以上が経過したトヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)。

未だガソリンモデルの受注が停止中で、ディーゼルモデルも一時的に受注再開したディーラーもありますが、すぐに完売 → 受注停止になっています。

今のところ、ディーゼルモデルもガソリンモデルも具体的な受注再開時期などは判明していないものの、バックオーダー数と納期の絡みから、ディーゼルモデルの方が早めに解消できる可能性が高いそうです。


販売店によりけりだが、ディーゼルモデルは2026年春頃でバックオーダー分全てを解消できるところも

ここからは、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただいた情報をベースにお話しするため、他の販売エリアや販売チャネルによっては、情報が大きく異なる可能性があるので、参考程度に見て頂けますと幸いです。

まずディーゼルモデルに関しては、元々ガソリンモデルよりもバックオーダー数が少なかったことから、比較的納期は早めだったとのことで、2025年10月上旬時点で私がお世話になっている販売チャネルAでは、「2026年4月で全てのバックオーダー分を解消する予定」とのこと。

つまり2026年5月以降には、新規オーダーを受付けできる可能性が浮上しているわけですが、この時点ではメーカーから追加の受注受付け枠に関する通達が来ていないことから、そもそもランクル300のガソリン/ディーゼルモデルを受注再開できるかどうかがわからないそうです。

前回のブログでもお伝えした通り、ランクル300は中途市場向けにハイブリッド(HEV)モデルを販売していますし、更に日本市場向けにはV6+プラグインハイブリッド(PHEV)が追加される可能性も浮上していることから、いよいよカーボンニュートラルの目標達成のため、ノンハイブリッドモデルのラインナップを廃止する方向に進んでいるのかもしれません。

ガソリンモデルはまだまだバックオーダー分を捌けておらず、納期も未定のまま

続いて、こちらも気になるのがガソリンモデル。

ガソリンモデルに関しては、未だバックオーダー分の納期目途は立っておらず、追加の受注受付け枠に関する話もメーカーから来ていないとのこと。

ただ一つ言えることとして、ガソリンモデルもディーゼルモデルも、現時点で新規での予約、もしくは2台目以上の予約(いわゆる”おかわりランクル”)を入れるようなお客さんはいらっしゃらないそうで、仮に今後、追加の受注受付けが有った場合は、受注受付けだけはすぐに対応できるとのことでした(但し納期は不明なままですが…)。

一体なぜ?作成不可だったガソリンモデルの見積もりが作成可能に!

そこで前回のブログにて、ランクル300・ガソリンGR SPORT・3列7人乗り[4WD]の仮予約だけ入れたことをお伝えしましたが、前回「見積もりが作成できなかった」ことをお伝えしたものの、なぜかその数日後に「見積もり作成ができるようになった」とのことで、早速いつもお世話になっている担当スタッフさんに見積もりをお願いすることに。

私がお世話になっているトヨタディーラーでは、ランクル300が発売された当初話題になった、70周年記念バッジも在庫として抱えているため、こちらも含めて見積もりをお願いすることに。

【(2026年)新型ランドクルーザー300・ガソリンGR SPORT・3列7人乗り[4WD]の見積もり】

➀車両本体価格:7,836,400円

グレード:ガソリンGR SPORT・3列7人乗り[4WD]

ボディカラー:プレシャスホワイトパール

インテリアカラー:本革/GR専用ブラック&ダークレッド


②メーカーオプション:754,600円

プレシャスホワイトパール:55,000円

本革/GR専用ブラック&ダークレッド:0

セットオプション:545,600円
+ETC2.0車載器
+12.3インチディスプレイオーディオPLUS
+パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)
+マルチテレインモニター(カメラ洗浄無し)
+リアシートエンターテイメント

ルーフレール(ブラック):33,000円

タイヤ空気圧警報システム(TPWS):22,000円

ITS CONNECT:27,500円

クールボックス:71,500円


③ディーラーオプション:342,750円

ETC2.0セットアップ:2,750円

70周年記念バッジ:28,000円

トヨタディーラーステッカー無し:0円

盗難防止機能付きナンバーフレームセット(GRナンバープレート):15,400円

TZマルチファンクションフィルム(12.3インチ用保護フィルム):8,140円

ドライブレコーダー(3カメラ、TZ-DR500):88,000円

プロジェクションカーテシーイルミ:36,300円

GRフロアマット(3列用):41,800円

GRバルブキャップ:3,960円

サイドバイザー(RVワイドタイプ):38,500円

キー付ホイールナット(ブラック・取付け時間有り):22,000円

モデリスタラゲージLED:42,900円

GRドアハンドルプロテクター:15,000円


④諸費用・税金等:550,450円
※自動車税は2025年10月を想定した金額なので仮
※メンテナンスパックも初回車検含まない内容込み

⑤総支払額(➀+②+③+④):9,484,200円

以上の通り、総支払額としては9,484,200円(約948万円)の通りとなりました。

やはりランクル300の価格設定は「破格」だと思う

改めて金額だけで見るとインパクト大ですが、これまでのランクル300のパフォーマンスや装備内容などを考えると「破格」。

冷静に考えると、数少ない大排気量V6ツインターボエンジンを搭載したフルオプション仕様で1,000万円未満はバーゲンプライスだと思いますが、果たして受注再開する頃にこの金額が維持できているのかは疑問。

中東やオーストラリア市場では、既に100万円以上値上げした状態で販売されているため、日本市場もいつ50万円~100万円ほど値上げして販売されても不思議ではないですからね…

ランクル300に関しては、担当スタッフさんからも「2026年春頃に新たな動きがあるかも?」と匂わせ発言をされてモヤモヤしているので、とりあえず新たな情報が入り次第、当ブログにて情報展開できればと考えています。

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