【2025年後半のトヨタ攻勢】マイナーチェンジ版・新型プロボックスが「TSS+3.0」&「7インチ液晶メーター」搭載!新型RAV4の発売スケジュール、そしてGR GTコンセプト発表日も

2025年末まで、トヨタの怒涛の新車発表ラッシュが止まらない

2025年10月13日(月)、トヨタはYouTubeの生配信にて、今後のテレビCMにおけるあり方やプロモーション方法などにおける新プロジェクトを発表し、更に同月29日より東京ビッグサイトにて開催される、ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)の出展概要も明らかにしました。

出展概要といっても、全ての車種を明らかにしたわけではなくほんの一部で、その中にはセンチュリーブランドの確立とともに、新型センチュリークーペ (Toyota New Century Coupe)が発表されること、そしてレクサスからは「LSの概念を破壊する六輪ミニバンの新型レクサスLSコンセプト」が発表されることい、そしてトヨタからは次期カローラセダン (New Corolla Sedan)が発表される予定です。

あまりにも予想外の内容ばかりで、中々情報が追い付かないところですが、この他にもトヨタは、2025年末に向けて様々な新車・新型車を発表・発売する予定で、具体的にどういったモデルが登場するのかチェックしていきましょう。


2025年11月にプロボックスがマイナーチェンジで大幅進化

まずは、2025年11月に発表・発売予定となっているマイナーチェンジ版・新型プロボックス。

トヨタの商用モデルとしてお馴染みのステーションワゴンですが、予防安全装備を大幅に進化させるだけでなく、グレード展開も見直される予定です。

具体的には以下の通りとなっています。

■予防安全装備Toyota Safety Sense+3.0へのアップデート
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA]の追加
・全車速アダプティブクルーズコントロール[ACC](停止保持無)の追加
・緊急時操舵支援
・低速時加速制御
・カーブ速度抑制機能
・レーントレーシングアシスト[LTA](車線中央維持)
・標識認識機能(速度標識、一時停止、一方通行標識、補助標識、信号機)
・信号切り替わり告知
・オートハイビーム[AHB]

■Toyota Safety Sense Cの標準装備
・白線
・白線(歩行者)
・道路端(芝/砂利)
・道路端(連続構造物)

■プリクラッシュセーフティシステムの追加と大幅アップデート
・対自転車
・右直時対向車
・右左折時歩行者(対向方向)
・車両(正面衝突)
・交差点衝突回避支援(出会い頭)

■運転席のメーターをアナログから7インチ液晶+LCDのハイブリッドに変更

■グレード構成の見直し
・1.3Lガソリンモデルの廃止

以上の通り、ビッグマイナーチェンジ相当のアップデートと変更内容ですが、安全装備の義務化が厳しくなっている昨今、車両本体価格が値上がる要因の一つにもなっている一方で、可能な限り事故率を下げる意味でも避けられないポイントだと思います。

2025年12月にはフルモデルチェンジ版・新型RAV4が発表・発売へ

続いて、こちらもトヨタの目玉モデルともいえるフルモデルチェンジ版・新型RAV4。

こちらに関しては、既に前回のブログでもお伝えしている通りで、具体的なスケジュールとしては以下の通り。

■発表・発売日は2025年12月17日(水)を予定

■受注受付けも発表・発売日と同じ2025年12月17日(水)で、先行受注受付けなどの予定は今のところ無し

■グレード構成としては、事前情報通り「CORE(コア)」「Adventure(アドベンチャー)」「GR SPORT」の3種類

■ハイブリッド(HEV)モデルの生産開始時期は2025年12月1日(月)を予定

■プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの生産開始時期は2026年3月2日(月)を予定

以上の通りとなります。

最速納車を狙うのであればハイブリッド一択!

新型RAV4に関しては、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代THSを組合わせるハイブリッド(HEV)モデルと、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電動モーター+リチウムイオンバッテリーを組合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの2種類のみのラインナップとなります。

そのため、ガソリンモデルの設定はありません。

最速納車を目指すのであれば、ハイブリッド(HEV)モデルの一択となる一方で、やはり老若男女から絶大な支持を得ているRAV4ですから、発売日から初期ロットの受注枠争奪戦が始まることは確実。

つまりは、発表・発売日と同時に初期ロットの即完売が容易に想像できるため、早期納車を希望とする方は最寄りの販売店、馴染みのある販売店にてしっかりとコミュニケーションをとっておくほうが良いかもしれませんね。

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