ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ (RZ34)を2年10か月所有して分かった「内装チープ」批判の正体。文句を言う人は、単に「買えない理由」を探しているだけ
フェアレディZ (RZ34)に限らずだが、日産は何かと叩かれやすい
2023年2月に私に納車されて2年10月が経過した、日産フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34) version ST[2WD/9速AT]。
本モデルの走行距離も19,000kmを突破したものの、さすがに年内の20,000km突破は難しそう。
あと2か月で初車検を迎えることになりますが、今回は車検を通さずにそのまま売却することにしたので、そろそろ売却の準備を進めていく必要があります。
今回は、そんなRZ34が納車されて2年10か月経過したタイミングにて、何かとSNSにて話題になった「内装のチープさ」「価格の高さ」について考えていきたいと思います。
RZ34は「価格の割に内装がチープ」とよく言われるが

まず、日産フェアレディZ (RZ34)にて、何かとSNSで叩かれているのが「内装の質感」。
私が購入したRZ34は、グレードがversion ST[9速AT]で、シートカラーはレッド×ブラックのデュアルトーンタイプ。
なおシート表皮は、スエード調ファブリック&合成皮革のコンビシートで、運転席・助手席共にシートヒーターが標準装備されています。
シート調整に関しては、運転席・助手席共に前後スライド+前後リクライニングの電動パワーシートが備わった豪華仕様で、12.3インチフル液晶メーターであったり、9インチNissan CONNECTナビも標準装備されるなど、実はパッケージングに関しても力を入れているのがRZ34の魅力。
RZ34の内装をチープを批判するのであれば、一体どんな内装であれば納得できる?

しかしながら、そんなRZ34の内装についてSNSでは、「あまりにも安っぽい」「誰がこんな内装の車を買うの?」といったコメントも散見されているわけですが、個人的に気になるのは、「一体どんな内装であれば食指が動くのか?」ということ。
スペックやパフォーマンス、パッケージングとのバランス、そして昨今の法規制による厳しい基準を潜り抜けてきたからこそ、私が購入したversion ST[9速AT]は約720万円という金額にて購入できたわけですが、本モデルが納車されてから2年10か月が経過した今でも、「720万円はバーゲンプライス」と思えるほど。
確かに、内装の多くにはハードプラスチックが多用されていて、先代Z34からの流用と思われるパーツも多く散見されるため、ところどころにコストカットは見受けられるものの、それも全ては大排気量のV6ツインターボエンジンや性能に注力するためだと思うと納得できるところ。
あとはRZ34を開発して、世のスポーツカー好きのユーザーのために情熱を注ぎこんできた開発陣の努力を考えると、物理的には見えないエモーショナルさが、内装のチープさ以上の圧倒的な付加価値を生み出していると思うんですよね(あくまでも私個人の考えですが…)。
批判の多くは、単純に「文句を言いたいだけ」であり、買えない理由を探している

反対に、カーボンファイバーパネルや木目調パネルなど、より質感を高めれば高めるほど車両価格も上がってしまうため、そうなればSNSでは、今度は「高過ぎて誰も買えない」といった意見が散見されることは容易に想像できるため、結局のところ「何かに文句を付けて、買えない理由を探しているだけ」だと思うんですよね(もしくは単純に文句・批判を言いたいだけなのかもしれない)。
本当にその車の購入を考えている人は、「購入できない理由より、購入できる方法を考える」方が多いと思いますし、「気が付けば購入していた」など、既にアクションを起こしている方も少なくはないと思うんです。

確かに数字だけを見たら「車も高額になったなぁ」と思うことはあれど、スペックやデザイン、販売台数の少なさ、希少性、歴代Zを彷彿とさせるようなオマージュ要素などを考えると、この金額を支払うだけの価値はあると考えています。
私も先行予約初日に購入・契約していましたし、それはRZ34に限らず、他の車でも「購入する・購入を検討する」ということは、その車に対して前向きに行動する・考える傾向があると思うんですよね。
もちろん、皆がみんな同じ考えではなく、「いつか購入できるため、今は貯金して仕事を頑張ろう」と思われる方もいらっしゃいますが、この考えもまた「買えない理由より、買う方法を考える」傾向にあるわけで、目標に向かって突き進んでいるわけです。
