【速報】日産の新型リーフ (ZE2)の格安グレードが「発売前に販売終了」の怪。米国で何が起きた?一方でフェラーリ新型アマルフィスパイダーを2026年3月公開へ

新型リーフのエントリーグレードが「販売開始前に販売終了」…一体何があった?

2025年8月にアメリカにて発表・発売された、日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)。

日本では2026年1月に上位グレードとなるリーフ B7が発売され、同年3月にはエントリーグレードとなるB5が発売される予定です。

そんな新型リーフですが、何とアメリカにてエントリーグレード&バッテリー容量55kWhを搭載するリーフSが「正式に販売開始される前に販売終了」していたことが明らかとなりました。

車両本体価格30,000ドルを切るお手頃EVとして注目されたエントリーモデルのリーフSですが、なぜ発表から半年も経たず、おまけに販売されないまま終了したのでしょうか?


日本円で400万円を切る新型リーフは、間違いなく日産の広告塔となるはずだった

2026年モデルとしてラインナップされている新型リーフ。

その廉価版&バッテリー容量55kWhを搭載するリーフSですが、車両本体価格は25,360ドル(日本円に換算して約393万円)とお手頃で、競合モデルのテスラ・モデル3 (Tesla Model 3)/モデルY (Model Y)にも十分対抗できる一台でした。

日産USA公式ホームページでも削除された「リーフS」

しかしながら、上の画像の米国日産・公式ホームページを確認してもお分かりの通り、新型リーフのグレード構成は「S+」「SV+」「Platinum+」の僅か3グレードのみで、エントリーグレード「S」は確認できません。

おそらくは完全な廃止となった恐れがあるわけですが、2026年2月中旬、日産はエントリーグレードのリーフSを当初の計画通り「2026年内に発売しない」ことを発表。

日産公式もリーフSについて言及

日産米国本社の製品コミュニケーション担当ディレクターであるドミニク・ヴィザー氏は、海外カーメディアInsideEVsのインタビューに対し、「日産は、市場動向や顧客の嗜好、そしてEV市場の進化を継続的に評価し、最も価値を生み出す分野にリソースを集中させています」と語り、加えて「その一環として、2026年モデルでは、小型バッテリー搭載モデルを米国で発売しないことを決定しました」と明確に回答。

ヴィゾー氏はさらに、「日産は、適切な製品を適切なタイミングで提供することに引き続き注力している。顧客の需要とセグメントのニーズに基づいて、将来のバッテリー構成を継続的に評価していく」と述べています。

ベースグレードのリーフSは、78kWhよりも大幅に小さい55kWh(アメリカでは52kWhと表記)のバッテリーパックを搭載して発売される予定でしたが、航続距離は発表されていないものの、おそらくは200マイル(320km)台前半にまで短くなると考えられます。

これは、一部の人にとっては近場用として重宝できるグレードではあるものの、長距離旅行/ロングドライブを計画している人にとっては物足りないと感じるグレード。

販売前の販売終了の原因は、アメリカ独自の輸入関税の影響も?

なお、日産はリーフSの発売遅延の具体的な理由を明かしていないものの、市場の大まかな動向や「EVを取り巻く環境の進化」に言及する以外に、このモデルが日本製であることから、アメリカ独自の課せられる輸入関税であったり、同モデルの財務的な実現可能性に影響を与える可能性が高いとの見方もあるようです。

2ページ目:フェラーリ新型アマルフィスパイダーが2026年3月前半に発表へ!気になる予想価格は?