V12搭載の可能性も?BMWから更なるハイパフォーマンスモデル「i8s」が登場するとの噂が浮上

2020-05-27

前回の記事より、BMWのiブランドは今後、「i3/i8」以外のラインナップの拡大に加えて、パフォーマンス向上に努める計画は無い、と報告したばかりでしたが、どうやらフラッグシップモデルに位置する「i8」にハイパフォーマンスモデルとなる「i8s」が登場するかもしれないとの噂が浮上。
これについて、BMW iプロダクトマネジメント会長のAlexander Kotouc氏が先日のデトロイトモーターショー2018でのAutoExpressからのインタビューにより、現在「i8s」として検討が進められているとのこと。

関連記事:【悲報】BMWのiブランドにおいて、「i3/i8」以外のラインナップ拡大は検討していない模様(2018/1/18投稿)


まだまだ具体的なスペックについては検討中ではあるものの、Alexander Kotouc氏曰く「i8は新しい時代のシンボル的なスポーツカーである」とし、ユーザーからの要望に応じて直列3気筒エンジンからV型12気筒エンジンに置き換えることも可能で、これにプラグインハイブリッドを掛け合わせればとんでもないパワーバランスを発揮する一台になると報告(もしかすると1,000ps超えの可能性高い?)。

もちろん、既存の排気量1.5L 直列3気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドを搭載することで、最高出力369hpを発揮する十分なパワーを持ちますが、中には更なるパワーを必要とするユーザも多いとのことで、今後こうしたハイパフォーマンスモデルが登場すれば、これに合わせてエントリーモデルの「i3」にもスポーツモデルないしはハイパフォーマンスモデルの登場の可能性が一気に高くなりそうですね。

Reference:CARSCOOPS

ちなみに「i3s」はこんな感じ
関連記事:BMWの新型「i3S」がフランクフルトモーターショー開催前にフライングデビュー。パワーも少し向上し見た目もアグレッシブに(2017/8/29投稿)


BMWのiブランドとしてエントリーモデルに位置する「i3」のアップグレード版「i3S」が、来月より開催予定のフランクフルトモーターショー2017にて発表前にフライングデビューしました。
今回のアップグレード版となる「i3S」は、最高出力186ps、最大トルク269Nmとフォード「フィエスタST」を超えるスペックにまで向上。
(ちなみに「フィエスタST」のスペックは、パワートレインが排気量1.6L 直列4気筒ターエンジンを搭載し、最大出力182ps、最大トルク240Nm(オーバーブースにて290Nmまで向上)を発揮。最高速度は224km/hで、0-100km/hは6.9秒)

なお、今回のアップグレードにより、車高を12.7mmとスポーツサスペンションによって若干ダウン(1,537.3mm)し、ホイールも19インチから20インチとインチアップ。

外観については、単眼式から細長く一新したフロントフォグランプに加え、よりアグレッシブになったフロントバンパーを採用。
特にフロントフォアバンパーはブラックアクセントとメタリック調を掛け合わせることで高級感を演出しています。

リヤデザインについては、基本的なツートンカラーは変わらないものの、”i3S”のバッジに加えており、また見る角度によってはかなりローにも見えますね(恐らくある程度車高をを落としているため)。

インテリアは前モデルからの引き継ぎとなりますが、オプションのギガワールドトリムやギガブラウンナチュラルレザー、カラムスパイスグレイウールクロスを準備。
また、Apple Car Playとの互換性も備えており、iDriveインフォテイメントシステムも導入。

なお、バッテリー面においては、3時間でフル充電できるように充電ケーブルを改良し、前モデルよりも5倍の速さで充電が可能となっています。