次元が違う…大富豪がアストンマーティン「ヴァルキリー」に”月の粉塵”を含めた塗料をオーダー

2020-05-26

アストンマーティンが新たに販売した世界限定150台のみ生産のハイパーカー「ヴァルキリー」。
「ヴァルキリー」は、ユーザーが求めるカスタマイズを可能な限り対応することが可能な超希少モデルとなります。
そんな希少モデルに、「月の岩を粉塵にし、その粉塵を塗料に含めたボディカラー」をオーダーしたと、インスタグラム(@Lamborghiniks)にて報告しました。
そのオーナーは、パガーニ「ウアイラBC」やランボルギーニ「ヴェネーノ」、ケーニグセグ「アゲーラXS」等も所有する大富豪で、今回のアストンマーティン「ヴァルキリー」もしっかりとオーダー済み。


このオーナーは、「ヴァルキリー」の塗料に月の岩の粉塵を含ませるために、わざわざ「月の岩」を購入し、それをソーシャルメディアの前で公開・粉砕して、特別なカラー”Karosserie Lunar Red”というレッド系の塗料に含有。※Karosserieはドイツ語で「ボディ」、Lunarは「月」を意味。
一体、塗料代だけでどれだけの費用が発生するかは不明ですが、ボディパネルの”反射率”や、オーナーの体格に合わせてシート形状を3Dプリンタにて設定できることなどを含めると、オプション代だけで億超えは十分に有り得そうですね。

ちなみに、「ヴァルキリー」のパワートレインは、排気量6.5L V型12気筒エンジン+電気モータを搭載し、システム総出力1,130psを発揮。車体重量は大排気量エンジン+電気モータを搭載しておきながら、1,030kgと超軽量モデルになります。


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Reference:CARSCOOPS