レクサス「UX」がニューヨークASにて登場。スペックも正式公開

2020-05-26

昨日より開催中のアメリカ・ニューヨークオートショー2018にて、レクサスのエントリーコンパクトクロスオーバーモデル「UX」が公開されました。
「UX」は、レクサスが現在ラインナップするSUVモデル「LX/RX/NX」の中で最も下のグレードに位置するモデル。
前回、スイス・ジュネーブモーターショー2018にて公開された「UX」は、生産準備中の個体でしたが、今回は生産モデル(市販化されるデザイン)を正式に公開してきました。


フロントデザインを確認していくと、フロントエンドのスピンドルグリルは非常に大口化されていてダイナミック。
非常に引き締まったシャープなスタイリングを持ち、パッと見はマツダ「CX-3」のようなサイズ感といったところでしょうか。

ホイールサイズは、クロスオーバー用に特別にデザインされた17~18インチアルミホイールで、現行「NX」のF SPORTにも採用のダークプレミアムメタリックホイールにも似ていますね。

リヤテールランプは、コンセプトから引継がれたトランク中央までつながったストリップタイプ。
これがまたカッコ良く、コンセプトから引き継いでくるとは思わなかったデザインですね。個人的にはかなり好みなデザイン。食指が動きます。

ちなみに、このリヤテールランプには120個以上のLEDが装備されている模様。

下周りについては、GA-Cプラットフォームと呼ばれる全く新しいシャシーを採用し、クラス最高の低重心を誇り、特にねじれ剛性を大幅に向上。
車体サイズとしては、全長4,500mmでホイールベースは2,630mmとなっています。

インテリアは、アヴァンギャルドなデザインを採用し、挑戦的且つ新鮮な雰囲気を醸します。
レクサスは、日本の伝統からインスピレーションを受けていて、今回採用する本革シートには、柔道や剣道等の武道のユニフォームを手掛かりとした力強いアクセントを追加する日本のキルティング技術を採用。
その他には、同じ周波数で振動する2つのコイル間の電磁共鳴を利用した光源を駆動する新たな無線システムを使用するLED通気口も搭載。

ラインナップとしては、100%ガソリンエンジンのエントリーグレード「UX200」と、ハイブリッドエンジンのトップレンジグレード「UX250h」が登場します。
エントリーグレードの「UX200」は、約40%の熱効率から得る新しい排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力168hpを発揮。トランスミッションは、レクサスの新しい開発となるダイレクトシフト連続可変トランスミッション(CVT)を搭載。

トップレンジグレードの「UX250h」は、「UX200」と同じ排気量2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン+電気モータを搭載し、システム総出力176hpを発揮。
駆動方式としては、四輪駆動(AWD)となり、搭載されたコンピュータとセンサによってリヤアスクルでのグリップ力を検出することで、最大70km/hの速度にて走行しているときには、80%がリヤホイールへと自動的に分配されます。

なお、レクサスでも人気の高いF SPORTモデルでは、アグレッシブなデザインと専用エクステリアを採用し、ハードウェアも一部変更。特別なスポーツサスペンションチューニングにより、車線変更やコーナリングへの進入の際、ロールを最小限に抑えるように設計され、上位スポーツクーペの「LC」と同じアダプティブ・バリアブル・サスペンションが搭載されます。
なお、「UX」は今秋に生産を開始する予定で、今年の12月にはアメリカにて販売スタート予定となっています。

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Reference:motor1.com