社用車として活用中のトヨタ・アクアにて長距離移動インプレッション!高速道路走行での燃費は28.0km/L、下道走行34.0km/Lと驚きの低燃費だ

プリウス(エントリーグレード)の燃費はいかほど?

先程は私の社用車でもあるトヨタ・アクアでしたが、過去に私が所有していたレクサスNX300h F SPORTの代車としてお借りしていたプリウス(Prius)の燃費をチェックしていきましょう。

さすが、カタログ燃費40.8km/Lと謳うだけあって、実際のメータ上燃費も30km/L超えですし、1タンク1,000kmも余裕。

実際にどのような道を走行したのか、インプレッションも兼ねて簡単に紹介していきたいと思います。


代車プリウスのグレードは社用車向けのエントリーグレード

まず代車として提供いただいたのは、トヨタの50系プリウス(前期型)で、グレードはエントリータイプの”E”、ボディカラーはシルバーとなります。

エントリーグレードのため、フォグランプレスでタイヤは195/65R15インチタイヤのホイールキャップ付、インテリアはブラックのファブリックシート、シート調整は手動等、余分な質量増加を回避した燃費重視の一台となりますね。

主要緒元は以下の通り。

【プリウスの主要緒元】

車体サイズ:全長4,540mm×全幅1,760mm×全高1,470mm
最低地上高:130mm
車体重量:1,310kg
エンジン:排気量1.8L 水冷直列4気筒DOHC+電気モータ
最高出力(ガソリン+モータ)/最大トルク(ガソリン+モータ):98ps+72ps/142Nm+163Nm
燃費:40.8km/L

やはり注目すべきは燃費ですね。

エントリーグレードだけあって余分な重量パーツを除いて軽量化し、更には扁平率の高い15インチタイヤを装着することで接地面の縮小・軽量化することでプリウスの持つ燃費性能を最大限に発揮します。

プリウスの燃費記録をチェックしていこう

ちなみに、約2週間ほどお借りしての走行した分の燃費記録は以下の通りとなっています。

【プリウスの燃費記録】

走行距離:1246.1km
総走行距離:59149.0km
給油量:40.90L
実燃費:30.47km/L
燃料タイプ:レギュラー
燃料単価:133円

上記の通り、プリウスの燃料タンクは45L給油可能ですが、約4L残しで1タンク1246.1km走行可能。

っということは、1L当たり30km走行可能と仮定して、あと残り4L×30km=120kmは走行可能だったと言えます。

これを走行距離に加算すると1366.1kmとなりますが、プリウスの給油タンクに加えて、給油口までの燃料ホースも含め給油口ギリギリのところまで給油すると約1~1.5L程余分に給油することが可能になります。

この分を加味すれば約5L給油可能となるため、もし給油口ギリギリまで補給していたら、もしかすると1タンク1,400km走行も可能だったかもしれません。

プリウスは給油警告ランプが点灯してから残り何km走行できる?

ちなみに、給油警告灯が点灯したときのトリップメータは1122kmを記録していたため、警告灯がついてからも約120km走行しました。

プリウスの取扱説明書には、給油警告灯が点灯するのは、燃料残量6L程と記載されるも、今回の燃費記録の結果から、実際のところは約10Lは残っているものと考えられます。

従って、給油警告灯が付いても燃費30km/Lと仮定したら、300kmは走行可能となります(この車恐ろしや…)。

ちなみに、実際に1タンク無給油走行して感じたこととしては、現行プリウスは想像以上に乗り味が良く、長距離運転にも最適なまでに剛性がしっかりとしていました。

TNGAプラットフォームを採用している個体なだけに、重心を下げるだけでなく車体フレームがしっかりしていることもあって、多少のきついコーナリング走行でも車内の揺れを最小限に抑え、ドライバーだけでなく同乗者への配慮も行える素晴らしい造りになっているように感じます。

車酔いの激しい同乗者も、約3時間(150km)の休憩なしとなる長距離運転でも酔いませんでしたし、安心して眠っていました。

プリウスは高速道路での燃費も十分凄い

ちなみに、これだけの優秀な燃費記録を保持していますが、走行距離の内訳としては、約500kmが高速道路走行、残り750kmが下道走行となります。

下道での走行においては、やはりアップダウンの激しい道、そして長距離運転というハイブリッドの特徴を活かせる要素もあって30km/L超えは余裕。

加速減速としっかりとメリハリを利かせたドライビングが可能ですし、特にブレーキにおいては、フットブレーキを多用しなくても、エンブレがかなり効きますね。

高速道路走行においても、時速75km/h程であればEV走行も可能ですし、こういったハイブリッドにとってウィークポイントとなる場面でも走り方次第では約29km/Lを記録。

全然ガソリン減らないし経済的ですし、NXから乗りかえようかなぁと一瞬考えてしまうぐらいの性能です。

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